ペップ、リヴァプールファンからの揶揄に驚き「歌われると思わなかった」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャントへの反応を見せたことに言及した。12月1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【ハイライト動画】リヴァプールvsマンチェスター・シティ プレミアリーグ第13節が12月1日に行われ、前節終了時点で2位だったマンチェスター・シティは敵地で首位リヴァプールと対戦。12分にコーディ・ガクポに先制点を許すと、78分にはモハメド・サラーにPKから追加点を許し、0-2で敗れた。 この結果、マンチェスター・シティはプレミアリーグで4連敗となり、首位とは勝ち点「11」差となる5位に転落。また、直近の公式戦7試合は1分け6敗と未勝利が続いており、大手メディア『ESPN』によると、グアルディオラ監督にとってはトップチームの監督キャリアをスタートさせて以降、初の出来事だという。 11月21日にはマンチェスター・シティとの契約を2027年6月30日まで延長したグアルディオラ監督だが、不振に陥っている状況から、敵地『アンフィールド』のファンからは「朝には解任されている」といった内容のチャントが歌われ、これには笑顔を見せながら、指でプレミアリーグの優勝回数である「6」を示して応じる場面も見受けられていた。 試合後、改めてチャントに反応した場面について聞かれたグアルディオラ監督は「アンフィールドでそのようなことが起こるとは予想もしていなかった」と驚いたことを認めつつ、次のように続けた。 「聞いてくれ。申し訳ないけど、私は6度プレミアリーグを制したことを誇りに思っている。0-2という状況のアンフィールドで解任されると歌われるとは思ってもいなかった。だが正直、私は解任されて当然なのかもしれない」 「もしかしたら、プレミアリーグを6度制したことや多くのタイトルを獲得したという結果を踏まえてまだ仕事を続けられているのかもしれない。そうでなければ、上層部は『これではうまくいかない』と思うかもしれない。それでも、彼らがそのように歌うとは思わなかった。問題はないよ。それが試合の一部だからね」 「勝てば笑い、負ければ彼らが笑う。それは受け入れなければならない。ユルゲン(・クロップ)と過ごした時間は私にとって信じられないほど素晴らしいものだったし、リヴァプールとの戦いもそうだった。今、これを繰り返すことは難しいだろうが、私たち全員が反省して強くなるように努力をしていくよ」
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