「結婚して明るくなった」と自己分析する藤田ニコル──30歳を見据えて描く「理想の大人像」とは #なぜ話題
「言ってましたね(笑)。実際わからないので、流れに身を任せます。芸能界で需要がなくなるときが来たら寂しいから、かっこいい自分でいられるように、経営もそうだけど、たくさんお勉強して、いつでも違うことができる準備をしたい。原動力は……ワクワクしかないですね。『なんとかなる』って、自分のことを信じてるんで。もし明日、芸能が無理ってなっても、いける気がする。変な、謎の自信があります。もう貯金もしたし、何かあればそれを取り崩して、新しいことをしようかなとか。悔いがないように、芸能活動は頑張ってます。だからファンにも、会えるときに会っておきなよって、結構言いますね。推せるときに推せよっていう」 モデルから始めた芸能のキャリアはすでに15年。バラエティーでも「ご意見番」的な立場で、遠慮なく発言しているように見えるが、実は常にアンテナを張り巡らせている。 「芸能界って、やっぱり特殊ですよ。会社員とかだったら、まだ先が想像できるかもしれないけど、この世界は怖すぎる。一寸先は闇っていう感じ、本当に。ここがキラキラだとしたら、すぐ下に闇がある。誰かを引きずり下ろそうとする人がすぐそばにいるところで、みんな頑張ってるから。いろんなパターンを想定しながら、ずっと危機管理です。つらいっちゃつらいですね。だから毎日楽しむようにしてます。今日が最後かもしれないなあ……って、そこまで思ってないけど(笑)」
ママタレにはなりたくない
26歳になった。30歳が見えてくる年齢だ。 昨年結婚して、プライベートにも大きな変化があった。 「私って、テレビで見てたら、明るいイメージがあると思うんですけど、前は全然社交的じゃなかったんですよ。人見知りっていう言葉はあまり好きじゃないけど、以前は壁を作っちゃってたので。仕事が終わったらすぐ帰りたかったし、雑誌の撮影でも、お昼ご飯は一人で食べたりしてたし。でも最近は、それがだんだん抜けてきて、もっと人としゃべりたいと思って、オフの時間でも、スタッフの人たちと関わることが好きになりました。自分でも、すごく明るくなったと思います。結婚して、自分には最強のパートナーがいるっていう安心感があるのかも。一人でストレス抱える必要もなくなって、家に帰るのが楽しくなりました」 結婚は25歳でと決めていた。 インタビューなどでも話すようにして、それが運命の相手の目に入るように心がけていたという。