【高校受験2025】埼玉県進路希望調査(12/15時点)大宮1.76倍
埼玉県教育委員会は2025年1月9日、2025年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(2024年12月15日現在)の結果を公表した。学校別の倍率は川口市立(普通)2.43倍、市立浦和(普通)2.36倍などが高くなっている。各校の進学希望状況は、閲覧用サイトなどから確認できる。 【画像】県内公立高校全日制課程進学希望者の学科別内訳
埼玉県の進路希望状況調査は、2025年3月に県内国公私立中学校等卒業予定者の進路状況を2024年12月15日時点で取りまとめたもの。調査対象校は488校(国公私立中学校、義務教育学校、特別特別支援学校中学部)。
中学校等卒業予定者数は、前年同期比189人減の6万2,548人。このうち、高等学校等進学希望者は98.6%にあたる6万1,667人で前年同期より0.3ポイント上昇。進学希望校未定者をあわせた高等学校等進学希望者総数の割合は99.1%で、前年同期より0.2ポイント増加した。
全日制高校への進学希望者は5万5,107人で、割合は前年同期より0.3ポイント減の88.1%。このうち、県内の高校への進学希望者は国立159人、公立3万9,558人、私立1万1,186人の計5万903人で、全体の81.4%(前年同期比1.0ポイント減)を占めた。通信制高等学校は6.7%(前年同期比0.6ポイント増)にあたる4,170人、特別支援学校は2.1%(前年同期比0.1ポイント増)にあたる1,295人で、いずれも前年同期より人数、割合ともに増加した。
県内公立高校の全日制課程の進学希望者3万9,558人から、内部進学希望者235人を除いた人数は3万9,323人。転編入枠と内部進学予定者を除く募集人員3万5,000人に対する倍率は1.12倍で、前年同期より0.01ポイント低下した。学科別では、普通科1.21倍、専門学科0.90倍、総合学科0.86倍。
学校・学科別の倍率は、川口市立(普通)2.43倍がもっとも高く、市立浦和(普通)2.36倍、市立川越(普通)2.24倍、上尾(普通)2.05倍、市立大宮北(理数)2.05倍、所沢北(理数)1.88倍、市立浦和南(普通)1.85倍と続く。