「マイナ保険証」ある人・ない人どう受診?「資格確認書」でも受診可能…子供は「医療証」をセットで提示【しってる?】
マイナ保険証3つのメリット
では、マイナ保険証を利用することでどう便利になるのか。メリットは3つある。 1つ目は、患者の同意があれば、過去の薬のデータや特定健診の結果を医療機関や薬局が共有できることだ。これにより、複数の医療機関に通っていても、薬の重複や危険な飲み合わせ、検査の重複を防ぐことができる。 2つ目は、同意があれば血液検査や心電図検査などの特定健診の結果も共有できため、その重複を避けることもできる。 3つ目は、医療費控除を受けるための確定申告で、領収書の保管・添付が不要になり、マイナポータルの情報で申請できるため作業が簡単になる。 一方、子供の「医療証」はマイナ保険証には統合されないため、マイナ保険証または健康保険証と医療証をセットで提示する必要がある。また、子供の顔認証が難しい場合は、親など付き添う人がカードをリーダーに置き、暗証番号を入力することで対応できる。 暗証番号は、3回連続で間違えるとロックが掛かる。暗証番号を忘れたりロックが掛かった場合は、住民票のある自治体の窓口で再設定が必要になる。 また、紛失した場合は「マイナンバー総合フリーダイヤル」に連絡して利用を一時停止し、その後、市区町村の窓口で再発行の手続きを行う。12月からは最短5日程度で再発行が可能だ。(「イット!」12月2日放送より)
イット!
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