京都14年目のFW宮吉拓実が契約満了「いただいた愛情はこの先も忘れません」
「サンガのエンブレムを胸につけ、とても幸せでした」
京都サンガF.C.は11月30日、FW宮吉拓実の契約満了を発表した。 京都のアカデミーで育った宮吉は、15歳だった2008年にトップチームに昇格。その後、富山、広島、札幌を経て19年に京都に復帰していた。今季はここまで8試合1得点、通算ではJ1で74試合11得点、J2では215試合43得点を記録している。 【画像】最後まで戦い抜いた選手たちに惜しみない拍手と歓声を送った京都サポーター そんな32歳は、クラブの公式サイトで以下の通りコメントした。 「京都サンガF.C.に関わるファン、サポーターのみなさま、スポンサー企業のみなさま、いつも多大なるご支援ご声援をいただきありがとうございます。契約満了により、今シーズンを最後にチームを離れることになりました。サンガスタジアム by KYOCERAで13番のユニフォームを着てくれている方を見つけると、いつも込み上げてくるものがありましたが、期待に応えられずチームに貢献できなかったことが悔しいです。ジュニアユースから所属させていただき、ユース、トップチームと約15年半もの間、サンガのエンブレムを胸につけさせていただくことができて、とても幸せでした」 「サポーターのみなさまからいただいた愛情はこの先も忘れません。これからは選手としてサンガファミリーと一緒に戦うことはできませんが、1人のサポーターとして京都サンガF.C.を応援させていただきます。今まで本当にありがとうございました」 14年に渡って京都を支えたアタッカーの、今後の動向に注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部