全国に「高温に関する早期天候情報」 週末以降 北日本中心に気温の変動大きい点も注意
きょう(火)は西日本で30℃以上の真夏日となった所があり、東京都心は4日連続で25℃以上の夏日となった。また、東北で25℃を超えている所があるなど、広い範囲でこの時季としては気温が高くなっている。
全国的に向こう2週間も、暖かい空気に覆われる日が多く、気温が平年より高い日が多い見込み。とくに、22日(火)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため、気象庁は全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
ただし、19日(土)~21日(月)ごろは、上空に寒気が流れ込む影響で、北日本を中心に気温が平年より低くなる見込み。北海道は平地でも雪がまじるくらい、一気に寒くなりそうだ。週末から来週にかけては、北日本ほど気温の変動が大きくなることも意識しておきたい。
■早期天候情報とは 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。