【動画解説】土日は北海道で雪予想 スーパームーン観測日和
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17日(木)の満月は、今年最も地球に近づいて大きく見えるスーパームーンです。広範囲で晴れるため、秋の夜長にお月見を楽しめる地域が多くなりそうです。全国的に季節外れの暑さが続いている一方で、北日本では19日(土)以降、季節が大きく前進するでしょう。
15日(火)も西日本で30℃以上、その他でも広い範囲で25℃以上となり10月とは思えない暑さが続いています。暑さの中でも街中ではキンモクセイが咲き始めていて、秋を感じる香りを漂わせていました。
秋といえば、お月見が風物詩です。15日(火)の十三夜は、関東南部や静岡県で晴れる他は月が雲に隠れてしまいそうです。ただ、17日(木)の満月は、移動性高気圧に覆われるため北日本や日本海側を中心に広い範囲で晴れる見込みです。絶好のお月見日和となる地域が多いでしょう。
17日(木)の秋の移動性高気圧が過ぎ去ると、19日(土)にかけて、次第に西高東低の気圧配置に変わる見込みです。西高東低の気圧配置が強まると、大陸から日本列島に向けて寒気が流れ込んできます。
19日(土)から20日(日)にかけて、北海道の上空1500メートル付近には、平地でも雪を降らす目安となるマイナス6℃以下の強い寒気が南下してくる見込みです。車での峠越えは冬用タイヤが必須で、平地でも準備を進めておくと良さそうです。天気と気温の変化が激しい一週間となるため、体調管理にも十分注意してください。 (気象予報士・仁木清加)