今日セV争い運命の1日…辛口“球界大御所”が「優勝はヤクルトではなく阪神」と大胆予想をする理由とは?
いよいよセ・リーグの優勝争いが天下分け目の1日を迎える。マジック「2」のヤクルトが今日26日、横浜スタジアムで横浜DeNAに勝ち、阪神が甲子園で中日に負け、あるいは引き分け、ヤクルトが引き分けでも阪神が負ければ燕軍団の6年ぶりの優勝が決定する。一方ヤクルトが敗れ、阪神が今季ラストゲームに勝てばヤクルトは残り2試合を連勝か、1勝1分けでないと優勝を逃すという絶体絶命のピンチに追い込まれる。果たして頂点に立つのはどちらか。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた“球界大御所“の広岡達朗氏が大胆な予想をした。
阪神黒星ならヤクルトの勝ちか引き分けでV決定
高津監督がハマスタに舞うのか。はたまた、矢野阪神の逆転Vか。今日26日はセのV争うを占う運命の1日となる。ヤクルトは残り3試合(26日の横浜DeNA、29日の広島、11月1日の広島)あり、阪神は残り1試合で26日の中日戦だけ。今日26日にヤクルトが勝ち、阪神が負け、あるいは引き分け、ヤクルトが引き分けでも阪神が負けた時点でヤクルトのVが決定。だが、阪神が、この今季最終戦に勝てば、奇跡の逆転Vの可能性が浮上し、ヤクルトに強烈なプレッシャーをかけることができる。 阪神が〇で勝率.586、△で同.583、●で同.579。 一方のマジック「2」のヤクルトは、残り3試合で2勝すればV。〇△△で同.593、〇●●で同.584、〇●△で同.589、●△△で同.585、△●●で同.581、●●●で同.576。 つまりヤクルトが横浜DeNAに勝ってマジック「1」にしても、阪神が勝てば、ヤクルトは広島との2試合を連敗するとV逸。もし横浜DeNAに負けることでもあれば、広島に連勝、あるいは1勝1分けでなければ優勝できない。ひとつでも負ければ終わり、連続引き分けでもV逸という厳しい状況に追い込まれるのだ。ただ阪神が中日に負けてマジック「1」となった場合は3連敗しない限り優勝が決まる。 まさに今日26日が天下分け目の1日なのだ。 ヤクルト、西武の監督時代に日本一を手にしている広岡氏は、「数字的には1試合しかない阪神は他力本願となり不利なのかもしれない。だが、私は阪神が逆転優勝する可能性が高いと見ている」と虎逆転Vの大胆な予想をした。