躍進したパドレス、8000万ドル内野手を放出か「大幅昇給に直面して財政的苦境に立たされている」と米メディア「オフになにをするのか謎だ」
2024年シーズンに90勝を挙げて2年ぶりのポストシーズンに進出したサンディエゴ・パドレスは、ワイルドカード・シリーズでアトランタ・ブレーブスに勝利すると、地区シリーズでは優勝するロサンゼルス・ドジャースに敗れたものの、一時は2勝1敗とリードする展開を見せた。 【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで!ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け! そんなパドレスに財政的問題が起きているという。米誌『Sports Illustrated』は「パドレスが今オフに何をするのか謎だ。ここまで新戦力との契約も、トレードも行なっていないからだ。というのもパドレスは、選手の大幅な昇給に直面して財政的な窮地に立たされている。チームを補強したい一方で、同時にペイロールの削減を望んでいる」と伝えた。 こうした状況で、補強よりも先に選手を放出する噂があるようだ。同メディアは続けて「パドレスは、8000万ドル(約125億円)のオールスター選手をトレードに出す可能性がある。『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、内野手ジェイク・クローネンワースを今冬に手放す可能性があると考えている」と記している。 またパッサン記者は、「サンディエゴのAJ・プレラー編成総責任者は、つねに創造的な取引を検討する用意があり、クローネンワースかルイス・アラエスを移籍させる可能性がある。どちらかが移籍すれば、高額出費を節約できる」とも報じていた。 クローネンワースは2023年4月にパドレスと7年総額8000万ドルの契約を結んだばかり。しかし給与削減に取り組むチームにあって、放出候補として名前を挙げられてしまった。 構成●THE DIGEST編集部