金価格が連日の最高値更新、一時2568.06ドル-来週の米利下げにらみ
(ブルームバーグ): 金相場がアジア時間13日に再び最高値を更新。米金融当局が来週、利下げに踏み切ると予想される中でドル安が続いており、金相場は12日に約2%近く上昇して高値を更新していた。
金価格は13日に一時0.4%上昇し1オンス=2568.06ドルを付けた。週間では3%近い上昇となるペース。12日の金価格急伸は、同日利下げを決めた欧州中央銀行(ECB)による10月の追加利下げ観測が後退し、ユーロが対ドルで上昇したことが背景にある。
金スポット相場はシンガポール時間13日午前9時36分(日本時間同10時36分)時点で0.2%高の2563.63ドル。前日には1.8%上昇した。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%下落し、前日には0.4%値下がりした。
原題:Gold Rises to Another Record High Ahead of Expected Fed Rate Cut(抜粋)
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Sybilla Gross