不妊治療 2人のスタートガイド 初めて受診する前に知りたいQ&A【専門家監修】
不妊治療のスタッフとその役割
●胚培養士(はいばいようし):体外受精や、胚の培養をします。 ●カウンセラー:心の不安を相談できる専門家。 ●受付などのスタッフ:予約や費用の相談ができます。 ●看護師:医師の補助、治療内容の説明など。
初めて受診するときのQ&A
【Q1】生理終了後何日目に受診をすればいい? 【A】初診は、生理が終了してから何日目でも構いません。生理中に受診するとスムーズにできる検査もありますから、診察を受ける前に、クリニックに確認するといいでしょう。 【Q2】いきなり「診察」には抵抗があります… 【A】不妊治療を行っているクリニックでは、不妊治療の流れや方法について説明会を行っているところも。いきなりの診察に抵抗がある人は、まず説明会に参加してみるのも手です。
受診時の持ち物
ぜひ2人で受診しましょう。基礎体温表は、体の周期を見る参考になります。生理管理アプリなどを利用して記録しておくとよいでしょう。 初診時には、2人から医師に少しでも多くの情報を渡すことで、より適切なアドバイスを受けることができます。 ■健康保険証(2人分) ■基礎体温表 ■紹介状(※手元にある場合) ■1年以内の血液検査データ
■監修
田口早桐 先生 ●イラスト/コナガイ香 ●撮影/鈴木江実子 ●構成・文/長谷川華(はなぱんち) ●撮影・写真協力/オーク銀座レディースクリニック ※本誌掲載の内容は2024年8月19日現在のものです。以降変更されることもありますので、ご了承ください。 不妊治療 2人のスタートガイド #1 ※参考:「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2024-2025」 監修 田口早桐 先生(オーク銀座レディースクリニック医師) PROFILE: 産婦人科医、生殖医療専門医。兵庫医科大学大学院で不妊症を研究。兵庫医科大学病院、府中病院を経て、医療法人オーク会にて不妊治療を専門に診療にあたる。著書に『やっぱり子どもがほしい! 産婦人科医の不妊治療体験記』(集英社インターナショナル)など。
たまひよ ONLINE編集部