中学生が小学生に100円で転売、大人だけの来店も続出…子供食堂を中止 たこ焼き屋店主が決めた新ルールとは?
全国からの応援の声や差し入れも
お盆期間中はXを通じて、取り組みを知った人々が応援のために来店。東京や栃木、福岡など遠方から足を運ぶ人もおり、そのなかには「岩下の新生姜」の岩下和了社長の姿も。差し入れをする人や、応援のためにお菓子やジュースを贈ってきてくれる人もおり、店内にはジュースや水、お菓子などが山積みに。 「個人の方、企業さんなどたくさんの方から手紙やDMでも応援の言葉や励ましの言葉をもらっています。子供食堂を行うことにエールを贈ってくれるのは、ホンマに感謝しかありません」と島田さん。 光熱費や原材料費の高騰で、街のたこ焼き屋は窮地に立たされており、減少傾向。「たこ焼たこば」も13時間営業してお客が0人の日があるなど、赤字経営がつづき自己破産を考えたこともあったそうです。 「おいしくて、大きいたこがしっかり入っているたこ焼きを子どもたちに食べて欲しい」と営業を続ける島田さんにとって、子どもたちの「おっちゃん、ありがとう」はなによりのカンフル剤。「しんどい思いもありますが、この一言で吹き飛びます。やってて良かったって思うんですよ」。 営業時間は、夏は熱中症対策として11時~14時、17時~22時に。8月26日~28日休み。仕込みの分が売り切れ次第閉店。混雑する時間帯については、「その日によって違うねん。夕方は部活帰りの子が来る時もあるから」とのことです。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・宮前 晶子)
まいどなニュース