【最新版2024ドラフト候補ランキング│31~40位】 富士大・佐藤、NTT西日本・伊原の実力派左腕2人が登場!元日本ハムの守備職人の息子もランクイン<SLUGGER>
7月末に都市対抗野球が終わり、いよいよ8月7日からは夏の甲子園が始まる。アマチュアを中心に年間400試合以上を取材する西尾典文氏が作成した、ドラフト候補たちの最新ランキングを見ていこう。今回は40位から31位を紹介する。 【表】2024ドラフト候補ランキング1~50位一覧【8月5日時点】 【関連記事】【最新版2024ドラフト候補ランキング│41~50位】新興勢力エナジックスポーツの龍山、愛工大名電・石見など素材型高校生に注目<SLUGGER> ▼40位:昆野太晴[投手・白鴎大足利高](前回順位:圏外) (こんの・たいせい/右投右打) 好投手の揃う関東でもスピードではナンバーワン。投げる試合の大半で最速150キロを超え、試合終盤まで球威が落ちることがない。鋭く横に滑るスライダーも大きな武器だ。この夏は早々に敗退も、春はチームを関東大会優勝に導き大きく評価を上げた。 タイプ診断:馬力◎ ▼39位:狩生聖真[投手・佐伯鶴城高](前回順位:圏外) (かりゅう・しょうま/右投右打) 九州では早くから注目を集めていた右腕。体つきはまだまだ細身だが、長いリーチを柔らかく使える腕の振りは一級品で、好調時のストレートは145キロを超える。フォームの良さがあるだけに、フィジカル面が強化できればまだまだスケールアップする可能性は高いだろう。 タイプ診断:柔らかい腕の振り ▼38位:小船翼[投手・知徳高](前回順位:10位) (こぶね・つばさ/右投右打) 身長2メートル近い長身で100㎏以上の体重という日本人離れした体格が魅力の超大型右腕。春の県大会では152キロもマークして話題となった。その後は調子を落とし、夏は少し不本意な投球に終わったが、スケールの大きさは抜群だけに、プロからの注目度は高い。 タイプ診断:#日本人離れ ▼37位:石伊雄太[捕手・日本生命](前回順位:圏外) (いしい・ゆうた/右投右打/近大高専→近大工学部) 大学時代から強肩が鳴り響いていた守備型の捕手。名門の日本生命でも1年目から不動の正捕手となり、今年も都市対抗出場に大きく貢献した。課題の打撃も年々力強くなっており、しぶとさも出てきた。守備はプロでもすぐ通用するレベルなだけに、狙っている球団も多いだろう。 タイプ診断:#守備型捕手 ▼36位:吉鶴翔瑛[投手・法政大](前回順位:24位) (よしつる・しょうえい/左投左打/木更津総合高) 高校時代は篠木健太郎の控えだったが、大学で大きく成長。好調時は150キロを超えるまでになり、昨年秋は3勝、リーグ3位の防御率1.87と見事な成績を残した。今年の春も防御率は少し悪化したものの3勝をマーク。貴重な本格派サウスポーとして面白い存在だ。 タイプ診断:#サウスポーらしい角度
【関連記事】
- 【最新版2024ドラフト候補ランキング│41~50位】新興勢力エナジックスポーツの龍山、愛工大名電・石見など素材型高校生に注目<SLUGGER>
- 【どこよりも早い2024ドラフト候補ランキング│1~10位】1位はもちろん明治大・宗山。投手では関西大・金丸が最高評価<SLUGGER>
- 【どこよりも早い2024ドラフト候補ランキング│11~20位】高校生No.1左腕の呼び声高い八戸学院光星・洗平はさらなる成長に期待<SLUGGER>
- 真の逸材を多く指名できた球団はどこ? 「ドラフト候補ランキング」で振り返る2023年ドラフト<SLUGGER>
- 九州の“ロマン系”右腕、チェンジアップが武器の実戦型投手が注目度上昇!【全日本大学選手権で評価を上げたドラフト候補5人】<SLUGGER>