【最新版2024ドラフト候補ランキング│31~40位】 富士大・佐藤、NTT西日本・伊原の実力派左腕2人が登場!元日本ハムの守備職人の息子もランクイン<SLUGGER>
▼35位:飯山志夢[外野手・立正大](前回順位:圏外) (いいやま・もとむ/右投左打/中央学院高) 日本ハムで守備名人として活躍した飯山裕志氏を父に持つ走攻守が高いレベルで揃った外野手。俊足と強肩に加えてパンチ力も年々向上を見せている。今年は東都二部所属ながら大学日本代表にも選出され、7月に行われた2つの国際大会でも優勝に大きく貢献した。 タイプ診断:#東都二部の星 ▼34位:佐藤柳之介[投手・富士大](前回順位:23位) (さとう・りゅうのすけ/左投左打/東陵高) 北東北リーグを代表するサウスポー。伊藤将司(阪神)を彷彿とさせるフォームで、140キロ台前半でも空振りがとれる。カーブ、チェンジアップなど緩いボールで緩急をつけるのも上手く、試合を作る能力も高い。春は優勝を逃しただけに、秋は再び全国の舞台での快投に期待したい。 タイプ診断:#見づらいフォーム ▼33位:伊原陵人[投手・NTT西日本](前回順位:圏外) (いはら・たかと/左投左打/智弁学園高→大阪商業大) 関西の社会人球界を代表するサウスポー。大学時代から安定感は抜群で、社会人でスケールアップし、コンスタントに145キロを超えるようになった。170㎝と小柄でもボールの勢いは申し分なく、多彩な変化球も操る。都市対抗本選でもさすがの投球を見せた。 タイプ診断:#即戦力候補 ▼32位:柳舘憲吾[三塁手・国学院大](前回順位:25位) (やなぎだて・けんご/右投左打/日大三高) 今年の東都一部を代表する強打の三塁手。力のある野手が揃うチームの中で1年秋から定位置をつかみ、昨年春は首位打者も獲得した。サードの守備もフットワーク、スローイングともに高レベルだ。大学日本代表にも選ばれ、国際大会でも攻守にわたる活躍を見せた。 タイプ診断:#強打のサード ▼31位:宮原駿介[投手・東海大静岡キャンパス](前回順位:圏外) (みやはら・しゅんすけ/左投左打/静岡学園高) 東海地区大学野球連盟で注目を集めているサウスポー。高校時代は無名だったが、大学で大きく成長し、大学日本代表候補合宿にも召集された。躍動感あふれるフォームと鋭い腕の振りが持ち味。140キロ台中盤のストレートと鋭く変化するスライダー、チェンジアップを武器に春は三振を量産した。 タイプ診断:#地方リーグの星 文●西尾典文 【著者プロフィール】 にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間400試合以上を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。
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