大物クラス目立つ2020年ジャニーズ“退所” 今後の活躍は
10月末をもって山下智久がジャニーズ事務所を退所していたことは既報の通り。海外でキャリアを積みたいという本人の以前からの希望に沿った形となった。このところジャニーズを退所するタレントが多いが、大物クラスが目立つ。退所理由や事情はそれぞれだが、今年に入って退所および退所を発表したジャニーズタレントを振り返ってみたい。
少年隊、TOKIO…グループは存続
9月には錦織一清と植草克秀が年内退所を発表。事務所に残る東山紀之を含めてのユニット「少年隊」については、活動予定はないものの今後も所属グループとして存続するという。気がつけば3人も50代。人生折返し地点からのそれぞれの道を歩む。ジャニーズ内で出世頭の東山のみが残留するかっこうになったが、少年隊の名前が残ることは今後も少年隊の歌を歌うことができるなどのメリットもあるという。 7月には、TOKIOの長瀬智也が2021年3月末をもって退所しTOKIOも脱退することが発表された。長瀬の場合は退所後、裏方のクリエイターとして新しい仕事をつくりあげていくという。またTOKIOの他のメンバー、城島茂、国分太一、松岡昌宏は21年4月から「株式会社TOKIO」を設立。ジャニーズグループ関連会社として城島を社長に新展開を模索していく。 TOKIO関連で気になるのは、元メンバーの山口達也氏が株式会社TOKIOの3人と合流するという噂。山口氏は18年5月の退所から2年が経過、最近バイクの飲酒運転で道交法違反(酒気帯び運転)に問われ東京区検に略式起訴されたが、マスコミ各社向けに謝罪と反省のメッセージを発表したことで芸能活動復帰を視野に入れているのでは、とみられている。 6月には、コロナ禍における飲み会報道などにより5月から活動自粛中だった手越祐也が契約終了による退所とNEWS脱退を発表。8月にはフォトエッセイ出版に際し会見を開き、「真実を闇に葬り去ったままでは次へ行けない」と、自身の口から直接これまでの経緯や今後の意気込みを伝えた。手越はYouTube進出にも積極的で自身のチャンネルも登録者数161万人を突破し、さらに中田敦彦(オリエンタルラジオ)、宮迫博之と3人で同時出演するYouTube番組「Win Win Wiiin」の初回配信が21日からスタートとファンを喜ばせている。