関ジャニ錦戸亮が外国特派員協会で会見 WEBメディア、ファンに朗報も
アイドルグループ、関ジャニ∞の錦戸亮(33)が、31日午後8時20分頃から、日本外国特派員協会(東京・有楽町)で主演映画『羊の木』(吉田大八監督)の会見をした。 また錦戸が所属するジャニーズ事務所は、これまでWebニュースサイトで所属タレントの肖像の使用を禁止していたが、この会見より一部制限を設けて解禁する旨を、書面で伝えた。なお、動画の配信はまだ解禁されていない。
英語スピーチは「死ぬほど緊張した」 いずれはハリウッド進出も視野に
錦戸は冒頭英語で、同作を「エンターテインメントでありながら、社会問題も含み、過疎化や移民問題などを考えるきっかけになればと思います」と紹介した。ふだんきらびやかな世界で輝いている錦戸が、同作では地味な市役所職員に扮した。アイドル的要素を封印しての演技に「キラキラして見えないなら、正解だったと思います」と述べた。吉田監督は錦戸のキャスティングについては、「普通でありながら、ずっと出ている役なので、魅力的でないと成立しない役。視線を引き付ける力があると思ったので声をかけた」と説明した。 記者からの質問は、劇中の音楽の演出や錦戸の人生観、参考にしている俳優などの質問にまでおよんだ。得意な英語を生かしてハリウッド進出をしたいかの問いには、「スピーチでは死ぬほど緊張した」と言いながらも挑戦に意欲を示した。 『羊の木』2月3日全国公開。(C)2018『羊の木』製作委員会 (C)山上たつひこ、いがらしみきお/講談社 配給:アトミック・エース ■錦戸亮(にしきどりょう)1984年11月3日生まれ。関ジャニ∞のメンバー。数多くのテレビドラマに出演。日刊スポーツ・ドラマグランプリを受賞した「てるてる家族」(03~04、NHK)をはじめ、『ちょんまげぷりん』(10)で映画初出演にして初主演を果たす。その他『エイトレンジャー』シリーズ(12、14)、『県庁おもてなし課』(13)、『抱きしめたい-真実の物語-』(14)などがある。 ■吉田大八(よしだだいはち)1963年生まれ。鹿児島県出身。2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で長編映画監督デビュー。同作は第60回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門に招待され話題となる。その後、『クヒオ大佐』(09)、『パーマネント野ばら』(10)『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞など、国内の各映画賞を受賞。『紙の月』(14)でも第38回ニホンアカデミー賞を受賞。