手越祐也、会見「まっすぐ生き過ぎて人を巻き込んだ」SNSバッシングにも言及
手越祐也(32)が5日都内で、同日発売のフォトエッセイ「AVALANCHE」(双葉社)の出版会見を開いた。「AVALANCHE」は初版5万部を記録、ジャニーズ時代など過去の話をはじめ、これまで報じられた芸能人らとの交際騒動の真相についてつづったことなどでも話題となっている。 【写真特集】笑顔の手越祐也はこちら
真実を闇に葬り去ったままでは次へ行けない
会見で手越は、「いままでの真実を闇に葬り去った状態で果たして次のセカンドキャリアに行ってもいいのか、はてなが浮かんだ。今回、たくさんの方々のいままでの事実を書いていますが、僕の猪突猛進の頭なりには、こういう本を出せば間違いなく賛より否がくるのは覚悟しています。会見後もテレビやSNSで間違いなく僕は総バッシングされる」と、出版に際しての覚悟を説明。しかし「嘘やきれいごとを書いたら本を出す意味がない」として、「僕自身がまっすぐ生き過ぎたからこそ巻き込んでしまったまわりの友人、一般の方も有名な方も、僕のせいで嫌な思いをさせたことに申し訳なさを抱えたままです。とくに有名人同士になればなるほど、僕の問題だけではなく相手には相手の思いがあるのに、いままで真実じゃない、誇張された内容を書かれたまま相手に迷惑をかけちゃったところを訂正せずには第二の人生に行けない」と、力説した。 また、独立してから初めてSNSをやるようになった手越はSNSについても言及。 「僕のSNSにはとんでもないバッシングや賛否さまざまな意見がたくさんきました。いまSNSが持つパワー、影響力はものすごい。反面、SNSが個人を総たたきし、自分の殻に閉じこもる人や、みずから命を落とす人もいる。SNSと一人ひとりの発言が持つ重みが軽視されている部分もあります。自分がやったからこそ知るSNSの素晴らしさと怖さ、この1ヵ月でいろいろ経験しました」
スーパーポジティブは自分守る盾、凹むこともある
“スーパーポジティブ”というワードについても、「いま僕を見てもらえばわかりますが、ある意味何もない人間(笑)。いままでは素晴らしい会社にいて素晴らしい景色を見せてもらったけれど、何もないところに独立し、僕自身スーパーポジティブなのは自分を守る盾みたいなもの。僕も普通の家庭に育って普通に少年時代を過ごし、自分を天才だとも思わないし、ただ好きなことをやってきただけですけど、こうやっていろいろ言われて、凹むことも落ち込むこともあります」と、心境を吐露。