今年も若洲で大炎上!? 10周年を迎える焚火の祭典「焚火クラブ」なら今買うべき焚き火台が見つかるかも
いよいよ今年も12月7日(土)・8日(日)の2日間、冬アウトドアの風物詩となった「焚火クラブ2024」が東京の若洲公園キャンプ場(江東区)で開催されます。 ■【画像】なんと昨年は90台オーバー! 新旧の焚き火台が一堂に会する名物コンテンツ「試焚火」で炎が立ち上がる姿は圧巻(写真をすべて見る) その名の通り、焚き火に関する様々なコンテンツが用意される注目の無料イベントについて、会場となる若洲公園キャンプ場にあるレンタル&ショップ「若洲アウトドアセンター」のマネージャー・金丸隼人さんにイベントの注目ポイントを聞きました。
■焚き火台の進化と深化がとまらない
「焚火クラブ」とは、もっと気軽で安全に焚き火を楽しむことをテーマにしたアウトドアイベント。いまから10年前の2014年に東京23区内で焚火ができるという貴重なスポットである江東区立若洲公園キャンプ場で始まり、外出が制限されたコロナ禍では感染対策のため「ミニ焚火クラブ」として形態を変えながらも継続。はやくも今年で10年の節目を迎えたのだそう。 金丸さんによると、そのメインコンテンツは人気の焚き火台に実際に火を入れた状態で展示する「試焚火(したきび)」のコーナーで、「70台もの焚き火台が燃え上がる姿は圧巻です」とのこと。 「多種多様な焚き火台がありますが、メガブランドが考え抜いた永遠の定番を生み出す一方で、ここ数年は“自分たちが使いたいのはこんな焚き火台”というような個性豊かなモデルが小規模ブランドより誕生しています。 「試焚火には70台の焚き火台が登場予定ですが、毎年開催ギリギリまで受付をしているのでもっと増えそう。ちなみに昨年は90台でした(笑)。今年もかなりの台数が登場する予定です」とのこと。
■野外料理は焚き火で炙るともっと美味しくなる
もちろん、会場で提供されるフードも焚き火にちなんだもの。焚き火で炙って仕上げるフードを多数用意する「焚火食堂」では、焚き火を囲むように設置された300席の「焚火ラウンジ」で焚き火を楽しみながら飲食が可能。 「焚火食堂ではドーナッツやマシュマロなどのほか、新しいメニューも用意しています。今回のイベントと同じくBBQの楽しさと奥深さを伝える『東京バーベキューフェスティバル』で話題となったブランド豚肉の『ジャパンX』を使ったソーセージやベーコンなども絶賛企画中です」(金丸さん) その他にも、防災プログラムが体験できる「そなえるCAMP」や、アウトドアブランドの直販ブース。また、焚き火に関するワークショップも充実。薪を使った調理体験など焚き火にまつわる体験や遊び、木工クラフトなど、こどもから大人までみんなで盛り上がれるアクティビティも用意されています。 また、試焚火に登場した焚き火台のなかから参加者の投票でNo.1を決める「焚火台人気投票」も開催。2日間を通じた投票でNo.1に選ばれた焚き火台に投票した参加者の中から抽選で、焚き火台が1台贈呈されるプレゼント企画は毎年かなりの盛り上がりっぷり。 イベントへの参加は予約不要で入場無料。公共の公園利用料(大人300円、小人150円)は必要となりますが、かなりお手ごろ。焚火のトレンドやもっと楽しい外遊びのアイデアを体験しにいかれてはいかが? 杉山 元洋(すぎやま もとひろ) 自転車や釣り、時計やマルチツール、そして大衆酒場を愛好する東京・東側育ちの編集兼ライター。 趣味は家庭用ミシンを酷使したMYOGなバッグつくり。
杉山 元洋