小池都知事が定例会見10月8日(全文2完)ガラスの天井を破っていただければ
インフルエンザとの同時流行を懸念する声も。対策は?
読売新聞:読売新聞社の菅原です。よろしくお願いします。先ほど知事からも感染症が流行しやすい冬にかけてコロナを抑え込むことが重要だとのお話もありましたけれども、専門家からはこれから冬にかけて新型コロナだけではなくインフルエンザとの同時流行を懸念する声も上がっています。知事のお考えや今後の対策などがあれば伺わせてください。 小池:そろそろインフルエンザのワクチンの接種も始まっているかと思います。去年は、というか、前のシーズンはインフルエンザがいつもの1000分の1に減ったんですね。驚くべき状況になったと思います。確か六十何件ぐらいで、感染者数が。毎年6万人とか10万人とかの単位で出るんですが、定点観測ですけれども、これは。それが去年っていうか昨シーズンは六十何人という、本当に目を疑うような、そういう数字でありました。 逆にこのかからなかった分、今度かかりやすいんじゃないかとかっていう専門家の声もあります。そういった意味でワクチンそのものは例年並みの量は確保されていると聞いておりますので、こちらのほうも備えていただきたいと思います。罹患した場合に重症化するリスクが高いのはやはりこれも高齢者ですので、積極的に接種を受けていただければ。ワクチンとワクチンの、コロナのワクチンとの合間みたいなことになるのではないかと思います。よって、備えていただきたいと思っております。両方。はい。
連合で初の女性会長選出。受け止めを
記者:【******00:32:06】。2つ教えてください。1つ目が今の防災の件なんですが、東京都は『東京防災』という本以外に、女性向けの『東京防災』というのを作っていて、今回の、特に夜中の、ああいう遅い時間帯に地震、大きい地震が発生した場合に、女性向け『東京防災』で特にこういうところを活用したほうがいいんじゃないかっていうところをお伺いしたいのと、もう1点が、連合の会長に初めて女性が選出されました。なかなか女性があまり会長になる組織というイメージがない組織だったと思うんですが、あらためまして、そういった女性の会長が生まれたということについての受け止めもお願いします。 小池:いいご指摘です。黄色い表紙の『東京防災』はさまざま防災対策が盛られているブックレットになっております。ぜひあらためて、この際、確認していただければと思いますし、ピンクの表紙のほうは女性や子供さん向けになっています。あらためて、このピンクの女性を中心にした防災対策、これをあらためて確認していただければと思います。乳児用の液体ミルクなども、防災用品にも加わっておりますので、これらについてもご自宅での備えや、また備品としての備えをしっかりとしていく必要があると思っております。 それから連合ですけれども、先ほどの、先日の定期大会で初めて、芳野さんという、女性が会長になったということを私はまず大変うれしく思っています。働く女性の思いをやはりこの組合のほう、全体の組織ですから、全国組織ですから、そこにトップとして届けられるっていうのは非常に大きな意味があると思います。これから女性が働くということに対しての、働き方改革から、それからさまざまな賃金の格差であったり、そういったことをとにかくトップになられたわけですから、そういう意味で女性全体のガラスの天井を破っていただければというふうに思って、大変期待をいたしております。 帰宅困難者? 男性:はい、帰宅困難者です。 小池:はい。