小池都知事が定例会見10月8日(全文1)双子のパンダ、来年1月にお披露目できれば
東京都の小池百合子知事は8日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「双子パンダの名前「シャオシャオ」と「レイレイ」東京都・小池知事が定例会見(2021年10月8日)」に対応しております。 【動画】双子パンダの名前「シャオシャオ」と「レイレイ」東京都・小池知事が定例会見(2021年10月8日) ◇ ◇
水道の漏水はすでに復旧
TOKYO MX:では知事の定例会見を始めます。冒頭、知事からお願いします。 小池:今日は3点お伝えをいたします。まずきのうの地震でありますが、きのうの夜の10時41分ごろ発生した最大の震度が5強、この地震で、都内で、例えば水道が漏水をした、日暮里・舎人ライナーの脱輪、それからターミナル駅での滞留などが発生いたしました。現在までこれ以外の被害などについての報告はありません。この地震によってけがをされた方々に心からお見舞いを申し上げます。 水道の漏水ですけれども、きのう発生後、都の職員など迅速に対応して、すでに復旧をしております。それから駅前の滞留者については、地元の区のほうに一時滞在施設がありますけれども、そちらの開設も依頼をし、速やかに対応をされたということであります。 それから日暮里・舎人ライナーですけれども、日暮里駅から見沼代親水公園という駅がありますが、そちらに向かう1編成の、先頭の3両が脱輪をしたというものであります。現在脱輪した車両の収容、そして地上設備の点検・補修を進めているところであります。その損傷の状況を確認することによって、どれぐらい復旧に時間を要するのかという確認をしますが、現時点では数日要するということも想定されながら、その間の代替輸送の確保に努めているところであります。
避難所への経路や家族間の連絡方法の確認を
今日も会議で、気象庁の方に来ていただきました。その際、これから1週間程度の間に同等の地震が発生する恐れがあるという情報でありました。都民の皆さま方には引き続きご注意をいただくこと、それからご自宅での備蓄の状況や、またあらためて、なんて言うんですか、つっかえ棒という、本棚とかそういった家具などが倒れてこないような、そういう防災用品、手軽に手に入ると思いますので、あらためてご自宅も確認をしていただきたい。これは、地震の場合はいつ何時起こるか分かりませんので、例えば職場などもよく点検していただきたい。それから避難所までの経路ですね。それから家族間で連絡をどう取るのかといったことも、あらためてこの機会に確認をしていただきたいと思います。いつも申し上げているように、備えよ常にということであります。 続いてコロナに関係しての私からの報告であります。まずリバウンド、10月1日からリバウンド防止措置期間に入りました。それから1週間がたっております。感染状況、医療提供体制については先週から1段階下がって、それぞれ黄色とオレンジ色となったわけであります。きのうのモニタリング会議でもありましたが、先生方から通常の医療の制限を段階的に解除しながら、コロナ医療と通常医療の両立を図る必要があるというコメントをいただいております。こうした状況やご指摘も踏まえて、医療提供体制についてはコロナ以外の通常医療を確保しながら感染状況に応じて機動的に対応できる体制を確保することといたしております。 今、幸い、現在のような感染収束フェーズにあるわけですけれども、こちらのスライドに示しておりますように、新規の陽性者数であったり増加比に沿って医療提供体制のレベルをまた段階的に引き下げることもあります。今回、レベル3、確保病床は6651床ですけれども、レベル1、確保病床4000床に引き下げるということにいたしました。そして各地に設けております酸素・医療提供ステーションなどですけれども、これらも地域バランスやその機能などを踏まえた規模としてまいります。 それから逆にまた感染が再拡大をするといった際には、それらの拡大の動向をしっかりと捉まえながら先手、先手で必要な病床数を確保していくことは重要です。そのために新規陽性者数増加比の指標、そのほか入院病床や重症者用の病床の使用状況がどうなっているのか、また専門家の意見も必要です。これらを踏まえまして、感染状況に応じた病床数の確保に万全を期してまいります。