あかぬけた美人顔を演出しつつ、血色感やメリハリを感じさせるチークの入れ方とは

「おしゃれなモード顔になりたい」。そんな願望をかなえたい40代、50代のために、人気メイクアップアーティストのレイナさんがメイクレッスン。おしゃれに見せるカギはチーク。あかぬけた美人顔を演出しつつ、血色感やメリハリを感じさせるチークの入れ方をご紹介！

モードなおしゃれ顔を目指すには？ 「ブラウンがかったオレンジ系チーク」がおすすめ

メイクアップアーティスト　レイナさん

秋冬は特に、服もメイクもおしゃれをしたい気分が高まってくる。おしゃれに見えるメイクのコツがあったら知りたい！ 「モード感のあるおしゃれ顔になりたいときは、オレンジ系のチークがおすすめです。華やかで明るいオレンジではなく、少しブラウンがかった、肌なじみのいいオレンジを選びましょう」（レイナさん） 一般的に、ブラウン系のチークは骨格を際立たせてモードな印象。オレンジ系のチークはヘルシーな印象に見せてくれる。 このふたつの要素を併せ持つ「ブラウンがかったオレンジ系チーク」でメイクすれば、強くなりすぎず、健康的な血色感と幸せ感のあるモード顔に仕上がる。

今どきのおしゃれ顔になるには、チークは少しシャープに。 目の下や眉にも入れて統一感を出します

「モードなメイクをするとき、チークはややシャープに入れます。とはいっても、大人のメイクで大切なのは血色感。頰の中央からこめかみに向かって、あくまでもふんわりと入れるのがポイントです」 シャープなチークは顔をきつく見せたり、痩せている顔では、頰がこけて寂しい印象に見えてしまうこともあるので要注意。 チークを頰に入れた後は、ブラシに残ったチークを、目の下に入れたり、眉にも重ねて入れたりして、全体のバランスをとるのがレイナさん流。 「こうすることで顔に血色感が増し、印象が明るくなって、メリハリも生まれるんです」

■オレンジ系チークのメイク・プロセス1 頰の中央からこめかみにかけて、ふんわりと

こめかみに向かって斜め上に、チークをややシャープに入れることで、顔が引き上がった印象に

「チークは、ブラシを最初に当てた部分に最も濃くつきます。ここでいう“頰の中央”とは、小鼻の脇から横に水平に伸ばしたラインと、黒目の外側から下に伸ばしたラインがクロスするところ。 この“頰の中央”にブラシを当てて、こめかみに向かって斜め上に、チークをややシャープに入れます。こうすることで、顔が引き上がった印象に見せることもできるんです」 写真のような、チーク用の大きめブラシを持っていると便利！ 自然にきれいについて、短時間で手早くメイクすることができる。