【DDT】飯野雄貴からDDT UNIVERSAL王座を奪還したMAO「愛するお姫様を助けに来たぜ」
10月20日、東京・後楽園ホールでDDTプロレスリング「God Bless DDT 2024」が開催。第4試合、バーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴vs秋山準&石田有輝が対決。 【写真】2021年8月のMAO
10月19日池袋大会でKO-D10人タッグ王座を戴冠した石田有輝が躍動するが、DDT UNIVERSAL王者・飯野のパワーに太刀打ちできず、最後は飯野のスピアーが石田に炸裂し3カウント、飯野&遠藤組が勝利。
試合後、DDT UNIVERSALベルトを掲げた飯野雄貴の前に、この日のオープニングマッチに出場し高尾蒼馬から「いつでもどこでも挑戦権」を奪取したMAO(The37KAMIINA)が登場。「いつどこ挑戦権」を行使しDDT UNIVERSAL王座戦がスタートした。 元々、DDT UNIVERSAL王座はMAOが保持。9月8日名古屋大会、阿部史典とDDT UNIVERSAL防衛戦を行いMAOが勝利。試合後「いつどこ挑戦権」を行使した飯野がMAOからベルトを奪取。
2試合連続となった飯野だが連戦の疲れは見えない。MAOとのラリアット合戦も飯野に軍配。飯野のスピアーがMAOの身体を撃ち抜きフォール、だがMAOは2カウントで肩を上げる。最後はMAOがみちのくドライバーⅡから居合いキックを見事に決めて3カウント、DDT UNIVERSAL王座を奪還した。
バックステージで悪夢を見たような飯野は「俺のUNIVERSAL、どこに行った!やり返されると思わなかった。くそ、ベルトがない…」と悔しさを滲ませた。 DDT UNIVERSAL王座3度目の戴冠となったMAOは「MAOちゃんが愛するお姫様を助けに来ちゃったぜ。いつどこに始まったチャンピオンロードは、いつどこに終わるんだ。そう略奪に始まった恋が略奪に終わるようにな」とMAO節全開でベルト奪還を表現。「来月俺はフランスに行く。DDTのシアトル大会もある。そこでDDT UNIVERSAL王座の防衛戦をやる。またこのベルトと共にやりまくるぞ!」とDDT UNIVERSALベルトと新たなストーリーを紡いでいく決意を語った。
まるスポ編集部