ぱんちゃん璃奈と元K-1の山田真子が会見でともに不規則発言連発。山田の「クソエリート」にぱんちゃんは「急にキャラ変し過ぎ」【KNOCK OUT】
KNOCK OUTが12月13日、都内で会見を開き、2025年の第1弾大会となる「KNOCK OUT 2025 vol.1」(2025年2月9日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。 J-GIRLSアトム級とプロボクシングWBO女子世界ミニフライ級の元王者で元K-1ファイターの山田真子(GROOVY)がKNOCK OUTに初参戦し、ぱんちゃん璃奈(フリー)と対戦する。 会見では山田の挑発にぱんちゃんも言い返し、また互いの発言中に言葉を挟むなどの不規則発言が相次ぎ殺伐とした空気が漂った。 山田は2010年5月にキックボクサーとしてプロデビューし、16歳でJ-GIRLSの王座を獲得。無敗のままプロボクシングに転向し2014年2月にWBO王座を獲得した。一時、格闘技から離れるも2019年11月のKrushからK-1グループに参戦。昨年4月のKrush女子大会を最後にリングを離れていた。今回はK-1グループとの契約終了をもっての参戦となる。K-1グループでは2021年3月にMIOに敗れるも7戦6勝1敗の戦績を残した。キックボクシングの通算戦績は16戦13勝1敗2分。
ぱんちゃんは10月にK-1からの刺客・美伶に判定勝ちを収めて以来の試合となる。その試合は美伶が体重超過し減点2から試合開始という条件の中、判定は28-28、29-27、30-28の2-0でぱんちゃん。ぱんちゃんにとっては不本意な内容での勝利だった。 会見でぱんちゃんが「今年1年間、自分を褒められる試合が1回もできてないと思うので、来年1発目、盛り上げられる、自分を褒められる試合をしたいなと思っている。日本人とはやり尽くしてきた感はあるが、その中で今回、(山口)元気さんが“山田選手をどうかな”と言って下さった。自分は戦うことはないと思ったので、正直。選手としての実績は私より上なので、上から言えることはないが正直、試合はあまり見ていない」とまで話すと山田が「悪いけどこっちも見ていないけん!」と発言。これにぱんちゃんが「ありがとう。今、私がしゃべっているんで黙ってもらってていいかな」と返すと山田は「ため口使っているんじゃないよ」。ぱんちゃんはこれは聞き流すと「今の女子の試合のほうがレベルが高いと思うので昔の選手かなと思っている」とばっさり。 山田は「自分は中3の時からプロでやっている。昔からいるだけに、引退した選手たち、今でもかわいがってもらっている先輩たちが作り上げてきた格闘技に泥を塗るようなことをしたクソエリート。こいつをぼこぼこにしたいと思います」とぱんちゃんを“クソ”扱い。
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