【マリーゴールド】王者Sareee 林下詩美にダメ出し&年末年始返上を要求「眠たい試合ばかりして…」
女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・Sareee(28)が、次期挑戦者の林下詩美(26)に「冬休みの宿題」を課した。13日の新宿大会で因縁の高橋奈七永(45)を撃破し、2度目の防衛に成功。来年1月3日の大田区総合体育館大会で激突する詩美の現状を指摘しつつ、王座戦までの課題を投げつけた。 【写真】高橋奈七永をスリーパーで仕留めたSareee 当初11月14日の後楽園大会で高橋とのV2戦が行われる予定だったが、前哨戦でSareeeの裏投げを受けた高橋が首を負傷し、王座戦は延期となった。この日、復帰戦となった高橋と激闘を繰り広げたSareeeは、宣言通り必殺技の裏投げを封印した上でスリーパーホールドでレフェリーストップ勝ちを奪った。 これで今秋のリーグ戦「ドリーム・スターGP」を制覇した詩美との王座戦が決定。だが、「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」で女子プロレス大賞を初受賞したSareeeは、詩美の現状に物足りなさを感じている。 「正直、今の詩美が、今の私に勝てると思います? 誰も思いませんよね。私は女子プロ大賞を受賞して、ボジラと高橋奈七永に勝っているんですよ。誰も私に勝てるとは思わないでしょ」とバッサリと斬り捨てた。 詩美は新団体立ち上げから主役の座をジュリアに奪われ、ジュリアのWWE移籍後も静かにワールド王座戦への順番を待っている状態だった。これに王者は「詩美が今回の挑戦権利証を手に入れたのっていつの話?って感じですよ。もう、お前がリーグ戦を優勝したことなんて誰も覚えてないから。最近だって眠たい試合ばかりして、もう正月気分かよ!って思ったし」とダメ出しが止まらない。 詩美には、タイトルマッチまでに王座戦の機運を高めることを望む。「このままじゃ、マリーゴールドの2025年最初のビッグマッチが盛り上がらない。頼むから詩美、しっかりして」と懇願し「タイトル戦まで時間があるから、もっと普段から発信して、試合でももっと私に届く試合をしてほしい。お前に年末年始の休みなんかないから。クリスマス、正月返上で、期待感のある挑戦者として私の前に立ってくれ」。太陽神の熱いメッセージは挑戦者に届くのか。
木元理珠