ヤクルト・並木秀尊が母校の独協大を表敬訪問「初心に帰れる」 自主トレは内川聖一氏から打撃の極意を学ぶ
ヤクルト・並木秀尊外野手(25)が17日、埼玉・草加市内にある母校の独協大を表敬訪問。前沢浩子学長らに同校初のプロ野球選手として4年目の活動を報告した。トークショーや徒競走、リレー対決などで在校生とも交流。「いろんな方に応援されていると肌で感じられる。初心に帰れるというか、昔の思いも感じながら節目に(母校に)来られている」と喜びを語った。 今季は下半身のコンディション不良と左肩の脱臼で2度離脱し、33試合の出場で打率・233、1本塁打、5打点、10盗塁。5年目の来季に向けて自身初のタイトルとなる盗塁王を目標に掲げるスピードスターは、11月29日に行われた契約更改後の記者会見では「30盗塁以上」を照準に定めていたが、前日16日に同僚の西川が「33盗塁」を目標に設定したことで修正。「じゃあ34で。35、40盗塁はいけるように」と闘争心を燃やした。 昨オフは〝チーム青木〟の自主トレに参加したが、青木は今季限りで現役を引退。今オフは松本直や赤羽らとともに球団OBでNPB通算2186安打の内川聖一氏の下で自主トレする予定だ。同じ右打者から打撃の極意を吸収するつもりで「打席での引き出しを増やしたいし、右打ちなど自分の立場的に必要とされる状況に応じたバッティングを身につけたい。内川さんはそういう技術や、バットコントロールがあるので、ヒントを得て、学びたい」と貪欲な姿勢を見せた。