ママ友の娘さんは「某大手商社の子会社」へ内定が決まったそうです。親会社と比べると「待遇」にどれくらい差があるのでしょうか?
子会社で働くデメリット
一方で、子会社で働くデメリットもあります。 ●立場上意見が通りにくい可能性がある ●合併や売却されるリスクがある 会社の関係性上、子会社は親会社の方針に則って仕事を行うケースが一般的です。そのため、経営や仕事をするうえであまり自由がなく、意見なども通らない可能性もあるでしょう。業務もルーティン化してしまう場合があるため、スキルアップやモチベーション維持に苦戦するかもしれません。 また、親会社の都合により合併やほかの会社に売却されるリスクもあります。解雇になるケースは少ないと考えられますが、部署異動や役職の変更などが行われることもあるでしょう。
子会社の給料は親会社の7~8割程度となる可能性があるが、福利厚生は同じ場合が一般的
親会社と子会社の待遇を比べたときに、子会社の給料は親会社の7~8割程度となる可能性があります。その場合、毎月数万円の格差が生まれてしまうでしょう。しかし、福利厚生などの各種サービスは、親会社と同様に利用できるケースが多いようです。 子会社で働くことが一概によくないわけではありません。経営が安定していたり、ネームバリューが利用できたりするなど、公私問わず恩恵を受けられる場合もあります。ただし、給料面を含め、子会社で働くデメリットも考慮したうえで、就職先を決めるようにしましょう。 出典 e-Gov 法令検索 会社法(平成十七年法律第八十六号) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部