大阪市・松井市長が定例会見10月1日(全文3)野党4党の政策合意は選挙目当ての野合
今の野党の動きについてどう思うか
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。きのう、野党4党が以前されていました市民連合を介した合意政策で、限定的な閣外からの協力というところで一致しました。なんでもかんでも協力ということではなく、限定的な閣外からの協力というところになったわけですが、共産党で言うと、こういう合意が始めてということで、一方で、国民民主党は首相指名の選挙で枝野さんには投票しないということで、一枚岩になれていないような面もあるわけですが、あらためて市長も先ほどツイートはしておられましたけれども、あらためて今の野党の動きについてお願いいたします。 松井:いや、もう選挙目当ての野合、談合としか見えない。違うかね。国政において一番重要な仕事っていうのは何。カンテレはなんだと思う。国政。国政において国会議員が一番やらないといかん仕事、僕はこれ、外交、防衛、通貨の政策やと思います。教育とかもあるけど、われわれ例えば大阪の教育も文科省が最低限決めて、それプラスアルファ、われわれやってきているし。だから国家議員の一番やらなあかん仕事っていうのは、他国との国益を守るために交渉だし、他国から国民の命と財産を守っていく、外交、防衛、通貨だと思います。 衆議院の選挙っていうのは、まさに政権選択選挙。政権取って一番やらなければならない外交・防衛・通貨政策で、立憲民主党と、共産党と合う人ってどうかなと。共産党を支持している、日米同盟破棄って、これほど無責任な僕は考え方はないと思いますよ。それから自衛隊は違憲だというところ、天皇制は廃止。これは日本の価値観に、日本人の価値観にもう直結する話だし。
日米同盟破棄なら共産党に入ればいい
で、一番、国政のもう背骨の中心のところを横に置いて、市民連合と称する人たち。何やったかな、PCR検査を全部やるとか、そういうことでしょう、市民連合でいわれているの。消費税を下げるとか。消費税を下げるのは、われわれかて2年間、まずは限定で5%にするって言っているし。 だから国会議員の一番やらなければならない重要な仕事のところは、これは横に置いて、合わないからね、絶対に。だからもう立憲民主党がもう日米同盟破棄なら共産党に入ればいいだけだし。そういうのを全部横に置いて、選挙のためだけにとにかく野合のチームをつくると、これほど国民をばかにしたことはないと僕は思います。 だから今回の選挙は、まず自民党。これはやっぱりなかなか既得権にメスを入れない。改革マインドっていうのは非常に新総裁になられた岸田さんの総裁選でのさまざまな政策を、考え方を聞いててもね。だって一番、新自由主義なんて今、日本でないわけだし。僕はないと思っているし、岸田さんはあるという考えだけど。これは規制を守っていこうっていうことですよ。われわれはこれまで規制緩和で新しいものを生み出していきたいということを徹底して言い続けてきた。だからやっぱり自民党はどうしても既得権側に立っている。それであとはもう野党と、野党って僕らも野党だけど、もう無責任野合、談合の立憲、共産党。これ2つどっちかじゃなくて、ど真ん中にいるわれわれ、まともな野党を選んでもらうのかと。この3択を、ぜひ国民の皆さんにお示ししたいと思います、僕は。 国会議員の仕事をやるんだから。まだ地方議会で、例えば共産党もたまのたまに僕の議案に賛成していますよ、たまにたまにね。たまに自民党と一緒になって反対しています。たまにというか、これよくやってるかな。だから地方議会の、例えばコロナ対策予算とか、それから給食無償化とか、そういうことに対して閣外というか、地方議会的に僕は維新の公認で市長になってるけど、それに対して賛成というのはまだあるかもしれないけど、国会で一番重要な外交・防衛・通貨政策を担う、その国会議員を選ぶときに、そこ一致しなくて、野合としか呼べないと思いますけど。違うかね、反論ある? 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見10月1日 全文4に続く