大阪市・松井市長が定例会見10月1日(全文3)野党4党の政策合意は選挙目当ての野合
現時点で民間の負担は結構見込めるのか
読売新聞:読売新聞の浅野です。きのう行われた大阪パビリオンの推進委員会のことでお尋ねします。きのうの総会では、協賛される企業の方、代表の方も参加されていまして、きのう粗い試算で示された事業費のスキームとして、適切にバランスを考えるとした上で、公費については民間の負担を上回らないというふうな趣旨のことが書いてあったと思うんですけど、市長、現時点で民間からの負担っていうのは結構見込めるというふうにお感じなのか、その辺りお伺いしたいんですけども。 松井:見込めるというより、民間の皆さんは熱い思いを持って、今の時点でももう、ああいう形で、お金も出して参加いただいていますのでね。民間との総予算の1対1というのがわれわれの考え方です。きのうの時点で大阪パビリオンの予算、粗い試算ですけど160億という予算が出ました。十分それはクリアできると考えています。 読売新聞:すいません、もう1つ。きのうの委員会で吉村知事が非常に熱心にiPS細胞でミニ臓器をつくりたいとおっしゃってたんですけど、市長自身はそのアイデアについてどのように思われているんでしょうか。 松井:いや、それは僕も楽しみですけど、なんて言うのかな、今の、ミニ臓器っていうけど、心臓そのものをつくるっていうのは非常にまだまだちょっと難しいんじゃないかなと。それずっと動かさなあかんわけでしょう。だから、かといって誰かの心臓を手にするわけにはいかんしね。そういうiPS細胞の、そういう可能性を展示するっていうのは非常に僕は有意義だと思っています。
再生医療の実績を世界中の人々に伝えたい
でも僕は、2023年には未来医療センターがオープンします。中之島の。ここにはiPS細胞の研究所がもう入ると決まっているわけで。これは山中先生もおっしゃっているように、さまざまな難病、今までの難病の治療というものを実施していく、そういう拠点となっていくわけですから。今日の新聞かな。ALSの治療を京大が、進行を止めるという。治験でね。これが完璧とはいえんけども、そういう効果があるという、そういう報道もありましたけど。 万博のときにはまさにそういう再生医療によって、さまざまな今、難病で苦しんでいる人たちが機能を回復した、そういう実績というものを世界中の人に伝えれるようにしたいと思うし、万博を入り口にして、大阪はそのために未来医療センターというものをつくってきましたから、そういう入り口にして先進医療、再生医療で世界の人たちの、そういう今、非常に困っている、健康被害を受けられている方の治療とか、その人たちが機能回復できる、そういうことを実現したいと思っています。また、できると思っている。 司会:次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。関西テレビさん。