男子バレーSVリーグ、開幕2カ月で首位交代 「世界最高峰のチーム」はどこになるのか
SVリーグは44試合。まだ3分の1が終わったにすぎない。レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出し、チャンピオンシップはトーナメント方式となる。 果てしなく長い戦いだけに、これから起こる波乱こそ、戦いを彩ることになるだろう。 たとえば東京グレートベアーズがサントリーを撃破した試合では、2028年ロサンゼルス五輪に向けた代表選手としても期待されるサイドの後藤陸翔が次々にスパイクを決め、主役を飾った。 「その時代の一番になりたいっていうのはあるので、このチームを優勝させたい」 そう挑戦的に語っていた後藤は、髙橋らと同世代で競ってきた選手。彼のような存在がリーグに化学反応を起こすだろう。 このあと各チームは天皇杯を戦い、リーグ再開は12月27日となる。
小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki