笹原右京選手(No.37 Deloitte TOM’S GR Supra)「メカさんたちのピット作業を見て、鳥肌が立った」 | SUPER GT 2024 第6戦 SUGO【SUPERGT あの瞬間】
── 今回の結果をもって、チャンピオン争いではチームメイトであるNo.36 au TOM’S GR Supraと1点差のランキング2位に浮上。例年とは異なり、次のオートポリスではフルウェイトでの戦いになります。どんなレースをしたいですか?
笹原:まずウェイトハンデが最大値になるラウンド、かつ僕たちは今大会優勝できたおかげで、次はなんと"3リスダウン"になるとチームから聞きました。今まで、僕らコンビは燃料リストリクターの1リスダウンも初めてだったんですけど、2リスダウンを飛び越して3リスダウンまで行ってしまったんで(苦笑)、本当にものすごいハードなオートポリスラウンドになると思います。なので、今大会のように優勝できると言ったら、もう相当難しい条件が揃ってると思うんですよね。ただ、このラウンドこそがチャンピオン争いをする上ではむしろ一番大事になるラウンドかなと思っています。もうとにかく同じ条件下でいる36号車であったり100号車(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)であったり、そういったマシンよりもつねに前を走るようなレースは最低限していきたいとは思います。
その上で、もちろんレースなので、今大会のようにどうなるかわからないことが最後まであるとも思います。なので、僕たちとしてはオートポリスは1ポイントでも多く、本当にもう最後の1ポイントでもいいんで。とにかく点を取れれば、もう“御の字”っていう感じかなと思います。ただ、今大会でできたように、こういう強いレースをつねにし続ける準備ができていれば、(オートポリスでも)もしかしたらすごい運に恵まれるか、引き寄せて、なんかいい結果をまた得られるかもしれない。なので、いつもどおり変わらずに準備していきます。ただ、マインドとしては、やっぱりチャンピオンを獲得するために、どういう風に戦っていくかというところも(視野に)入れながら、戦えていけたらなと思ってます。