笹原右京選手(No.37 Deloitte TOM’S GR Supra)「メカさんたちのピット作業を見て、鳥肌が立った」 | SUPER GT 2024 第6戦 SUGO【SUPERGT あの瞬間】
── では、最後に。今一番興味・関心のあることは何か、教えてください。
笹原:キャンプしたんです。数週間前ぐらいなんですけど、GTの鈴鹿ラウンドが延期になってしまって、次のレースがこのSUGO大会だったし、今までいろんなスケジュールで詰まってたところで急にぽっかり時間が空いたこともあって……。久しぶりにキャンプすることができて、なんか心身ともにすごいリフレッシュできたというか。 一旦、レースと切り離せる時間ができたっていうのは、いい時間だったかな。なんかすごくリラックスできました。
(キャンプを)始めたのはコロナ禍の2021年だったかな? 今まではキャンプにまったく興味なくて。なんか虫が多そうでイヤとか、勝手にいろいろ思ってたところはあったんですけど、コロナが流行って、そこからいろいろ……それこそシミュレーターとかもそうですが、始めたきっかけはそこ(コロナ禍)が一番大きかったですね。あと、キャンプも“アウトドア”っていう点で、 なんかずっと家にいるのがだんだんイヤになってきたんでしょうね。もともと家にいるの好きなタイプなんですけど、今までの自分とはなんか違うというか、何かそのきっかけを得られたのがキャンプだったかなと思いますね。すごく自分として“いい切り替えの場所”になっているというか、リフレッシュできてるかなっていうところはあります。もちろん、キャンプしてるときに大雨に降られたらちょっとテンションは下がるから、なるべくいい天気の日に行こうとはしてますね(笑)。
毎回、(キャンプでは)何を作るかが悩みです。何を作って、何を食べて楽しむっていうところが本当一番の悩みで、下手すると半日か1日ぐらい、何しよっか、どうしようかな、とずっと考えてます。買い出しとか行くときも、まだ(何を作るか)決まってない状態で行っちゃったりすると、平気でスーパーに何時間もいたり。そこが悩みではあるんですけど、でもそれが一番の楽しみでもあるというか。ほんと、決めきれないですね(笑)。
文:島村元子
島村 元子