「自分のマネジメントは全部間違っていた」 どん底から売り上げ3倍、目標200%達成を叶えた「完コピ読書術」とは
マネジメント力を上げてチームで成果を出したい。そういった課題を抱えているとき、解決のヒントを求めてビジネス書を手に取る人は多いはず。 ただ、実は本を読むのが苦手だったり、読んでも思うような効果につながらなかったりしたことはないでしょうか。 新刊『今度こそなりたい自分になる! 1冊まるごと「完コピ」読書術』でユニークな読書法を提唱するSoZo代表取締役のあつみゆりかさんも、かつて読書下手だった一人。 「身にならない、ピッタリの本が見つからない、忘れてしまう」という読書の悩みを解消する読書法とは?
【あつみゆりか YURIKA ATSUMI】 SoZo株式会社 代表取締役 1976年、米国ボストン生まれ。マイナビウエディング元編集長。 人の学びを科学するSoZo株式会社代表取締役。 3児の母として子育てとキャリアの両立で悩んだ自身の経験から、起業後は社会人の学びの機会を提供する事業を手がける。 ブライダル業界ではWEBマーケティング第一人者として各業界紙の連載や講演を行なうなど、指導した経営層と担当者はのべ7,000人を超える。
マネジメントの危機から生まれた「完コピ読書術」
「完コピ読書術」を生み出す以前は「完全にビジネスパーソン劣等生だった」というあつみさん。25歳で結婚・出産を経験し、専業主婦を経て28歳で仕事復帰した当時の自分を「何もできないのにプライドだけが高い状態」と振り返ります。 あつみ「思うように成長できず、突破口を求めていろいろな本を読んでいました。ただ、難しい本を手に取って賢くなった気になっているだけで、実際はよくわからないから途中で読むのをやめることを繰り返していて。 夫の本も含め、家には約100冊のビジネス書がありましたが、3割以上読んだ本はほとんどなかったと思います」 結局何も身に付かないまま、仕事復帰をしてからの5~6年間は鳴かず飛ばず。転機となったのは、33歳で営業マネジャーとして営業部の立て直しを命じられたことでした。