娘の世話を一切しないのに「親権をよこせ」と言う妻。破綻した夫婦が下した“至極当然の結論”
妻が持つ「表の顔」と「裏の顔」
玲央さんは「もともと妻とは子育てをめぐって喧嘩が絶えませんでした。娘が産まれてからずっとです」と振り返ります。妻は娘さんに対して「表の顔」と「裏の顔」を交互に見せるので、娘さんはどちらが本当の顔なのか分からず、そのたびに混乱するそうなのです。 まず表の顔とは娘さんのことを何もせず、完全に放棄すること。例えば、娘さんと一緒に遊んだりせず、外に連れ出したりせず、ずっとテレビを見せ続けるのです。せめて一緒にテレビを見たり、一場面について話したり、驚いたリアクションをとったりすれば、まだ娘さんが寂しい思いをすることもなかったでしょう。しかし、妻は別室で寝転がったり、友達とLINEをしたり、スマホでバチェラーを見たりするので、娘さんは一人寂しく、テレビを見るしかありませんでした。 妻のネグレクトな傾向は娘さんの成長にも悪影響を及ぼしました。例えば、平仮名の読み書き、絵の書き方、時計の見方、数字の数え方……当時、5歳だった娘さんに妻は何も教えませんでした。妻は「保育園で教えてもらったらいいでしょ!」と開き直るのですが、玲央さんは「保育園よりも、まずは家で親が基本的なことを教えるべきだと思うんですが。普通は……」と嘆きます。 次に裏の顔ですが、妻はキレたら何を仕出かすか分からないタイプですが、それは娘さんに対しても同様でした。例えば、ある日の朝、娘さんが朝食をなかなか食べ終わらずに保育園に行く時間が迫っていたそう。娘さんは当時4歳なので食べるペースが遅いのは仕方がないこと。それなのに玲央さんは「早くご飯食べなさいよ!これじゃ、みんなと一緒に学校行けないから」と叱ったのですが、娘は完全に委縮してしまい、食べるペースがますます遅くなったのです。 そのことに腹を立てた妻は娘さんの箸を取り上げ、シンクに「バンッ」と叩きつけ、「保育園やめるか?早く食べないなら、もう帰ってこなくていい、どこかに捨ててこようか!」とまくし立てたので、娘さんは恐怖のあまり、激しく号泣。結局、保育園の送迎バスには間に合いませんでした。