娘の世話を一切しないのに「親権をよこせ」と言う妻。破綻した夫婦が下した“至極当然の結論”
家を出て行く娘をスルーする妻
「スマホが欲しい」と頼む娘、「まだ早い」と諭す父。これはどこの家庭にもある一つの光景ですが、その日の娘さんは「パパなんて大嫌い!」と大声で叫び、泣き出し、家を出て行ってしまったそう。玲央さんの家庭では万が一のときに備え、娘さんのパスモに少々の残高をチャージしておくのですが、娘さんはそのパスモを使ってバスや電車に乗って、どこかへ行ってしまったのです。 玲央さんは急いで後を追おうとするのですが、妻はいっこうに動こうとせず。韓流ドラマをテレビで見ながらポップコーンをむしゃむしゃと食すのです。玲央さんが「早く行かないと見失っちゃう!」と促しても、妻は我関せずという感じ。「そのうち、帰ってくるでしょ!」と突き放すのです。筆者が「奥さんはなぜ動かないのですか?」と尋ねると、玲央さんは「娘の家出は今回が初めてではなく、何度も同じことを繰り返しているんです」と答えます。
娘を連れて帰った後も、妻は無言のまま
妻も最初のうちは追いかけ、娘さんの姿をショッピングモールで発見したものの、娘さんは妻の姿が見えた途端、また走り出すのです。娘さんは吹き抜けから手を振ったりして、からかう仕草をすることも。こうして発見する、逃走するの繰り返しで妻はとうとう娘さんを捕まえることができませんでした。夜の8時、妻はほうほうのていで帰宅すると、娘さんは9時、何食わぬ顔で帰宅したのです。 だから、妻は今回も心配ないだろうと踏んでいるのですが、どうだったのでしょうか? 玲央さんは娘さんの姿を駅ビルで発見。やはり、妻と同じく鬼ごっこに付き合わされたものの、娘さんに追いつき、手を掴み、そのまま連れ帰ることができたのです。 玲央さんは「里奈(娘の名前、仮名)は女の子だろ? 犯罪に巻き込まれたらどうするんだ!」と怒りますが、妻は無言のまま。筆者は「娘さんは自分が気にかけているかを試しているのでは? 追いかけてこない奥さんから愛されていないと感じたのでしょう」と指摘。このことで娘さんは不安な気持ちを増長させたのです。