娘の世話を一切しないのに「親権をよこせ」と言う妻。破綻した夫婦が下した“至極当然の結論”
娘が宿題に追われるなか、夏休みを満喫
妻は夏休み中、娘さんとスイミング以外でどのように接していたのでしょうか? 小学生にとって最大の難敵は宿題です。実際のところ、妻が夏休みの宿題に触れることはなく、玲央さんに丸投げ状態。玲央さんはすべての休日を使い、娘さんが宿題を終えるまで、付きっ切りで見てあげたのですが、妻はどうでしょうか? 高校時代の旧友と旅行に行ったりして満喫していたのです。それなのに妻は「私にだってできる」と軽々しく言ってきたのですが、玲央さんは「お前にできるのか。しかも夏休みの宿題は毎年、増えるんだぞ! 旅行なんて行けなくなるけど」と一喝したのです。
無職時代に家事や育児に専念していたからこそ…
そもそも娘さんがずっと元気とは限りません。もともと娘さんは生まれつき鼻が悪く、毎年のように夏風邪をこじらせていましたが、いつも看病するのは玲央さんです。その年の夏は娘さんが治る前に、玲央さんが風邪をうつされてしまい、玲央さんは高熱にうなされながら、娘さんが嘔吐した食べ物を片付けるなど大変な思いをしました。 一方の妻は「風邪をうつされるくらいなら何もしたくない」と我関せずという態度でした。実際のところ、妻の実家は遠く、頼れる親戚は近くにいません。妻は子どものために自分を犠牲にするという気持ちがありません。そのため、玲央さんは「里奈が風邪を引いたら、どんなにつらくても、自分で看病をするんだぞ。本当にできるのか?」と投げかけたのです。 ところで玲央さんは過去にリストラの憂き目に遭い、一時的に職を失っていた時期があったそう。仕事が見つかるまでの間、玲央さんが家事や育児のすべてをやっており、その名残で今でも玲央さんが大半を担っています。こうして娘さんは妻より玲央さんと接している時間の方が長く、妻より玲央さんに懐いていました。 そのため、妻は娘さんに相手にされず、女親なのに子どもとの間に距離を感じていました。そのうち、週末は妻が留守番をし、玲央さんと子どもが遊びに行くように。そのため、不貞腐れた妻は転職する際、土日出勤の会社を選んだので、ますます家庭内で孤立していった経緯があります。