【実体験】眼内コンタクトレンズ(ICL)で叶えた快適な裸眼生活:手術から回復までの全過程
屋外活動の減少、スマートフォンやタブレットの使用といった生活環境の変化から、現代社会で視力に悩む方は多くなっています。そんな視力低下の対応策として眼内コンタクトレンズ(ICL)やレーシックなどの視力矯正手術の選択肢が増えてきました。今回は、ICL手術を受けたモデルの早瀬あやさんに取材をおこない、手術前後の不安や期待、視力回復を通じて生活がどのように変わったのかなどについて語っていただきました。 ※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2024年10月取材。
【手術前】視力低下の経験と矯正方法の選び方
編集部: 早瀬さんはICL手術を受ける前、視力の低下でどのような悩みがありましたか? 特に生活のどんな場面で不便を感じられたのかも伺いたいです。 早瀬さん: 視力が低下し始めたのは、小学校6年生の頃でした。当時から漫画やアニメが大好きで、長時間見続けることも多く、目が疲れることはあったものの、まさか視力がこれほど悪くなるとは思っていませんでした。中学2年生くらいからはさらに悪化し、黒板の文字が見えづらくなって……。でもメガネをかけるのは抵抗があって、なんとか裸眼で過ごしていました。 編集部: 視力が低下したことで、見えづらい以外にどんな不都合がありましたか? 早瀬さん: 周囲からも「表情が怖い」などと指摘され、見た目に自信が持てなくなってしまうことがありました。高校生になってやっとメガネを作ったのですが、メガネのデザインや見た目が気になってしまい、当時は思春期だったので、抵抗感がありましたね。 編集部: 視力が低下すると、勉強や日常生活での困難が増えてきますよね。普段はどのような視力矯正方法を使用していたのですか? 早瀬さん: 高校生の頃は、視力に合わないカラーコンタクトレンズをつけていました。朝起きた時にメガネが見当たらないと本当に何も見えなくて、例えば落としたイヤリングを探すのも大変でした。運転もできませんでしたし、物を踏んでしまうことも多くて(笑)。コンタクトレンズで目が乾いて炎症を起こすこともあり、日常的に不便なことが多かったですね。また、カラーコンタクトレンズは視力補正が不十分で、視界が少しぼやけてしまうことも多々ありました。 編集部: 日常的に不便なことが続くと、生活の質にも影響が出てきますよね。ICL手術を受けようと思ったきっかけは何かあったのでしょうか? 早瀬さん: そうですね。まずは友人がICL手術を受けて良い結果が出たことがきっかけです。それと、レーシックも検討していましたが、角膜を削ると聞いて少し怖いと感じました。痛みがあるのではと不安でしたし、将来的な視力の変化にも影響があるのか気になっていたのです。でも、ICLは痛みが少ないと聞いて興味を持ちましたし、手術前に先生から丁寧に説明してもらい、手術時間が数分と短いことや黒目の上を切ってレンズを入れる方法を聞いて安心しました。 編集部: ICLは角膜を削らずに眼内にレンズを挿入する手術で、角膜へのダメージが少ないと聞きます。クリニックの選び方についても悩まれる方が多いと思いますが、どのようにして選ばれましたか? 早瀬さん: クリニック選びはかなり慎重になりました。も調べてみると、手術後のアフターケアがしっかりしているという評判だったので、信頼できるクリニックだと感じました。安全で安心できる場所で手術を受けたいという気持ちが強かったですね。