腟老化・老眼・骨折を防ぎたい! ウェルネス取材10年編集者のアラ還が愛用する各ジャンルの3種の神器って?
年の瀬も近づいてきたこの頃、みなさんは今年の体調はいかがだっただろうか? OurAge編集者である筆者は、マイコプラズマ肺炎で1カ月咳が止まらなかったり、突然熱が出たり、疲れてヘルペスが唇の先に出たり(これは子供のころから)。思い起こせばちょっと免疫力不足を感じる年だった。 できるだけ体のトラブルは避けたいもの。 OurAgeを立ち上げて10年。ずっと美と健康の取材を医師を中心にやってきた編集者である私が、60歳になったとき、何に悩んで何を健康のためにとっているか、10年あれこれ試した結果を踏まえて見直した、今、この目的でこれ使ってます&飲んでます、を、2024年の締めくくりに、ご紹介する。
フェムケアは育菌、微量ホルモン入りケアで、乾燥・萎縮対策する時代に
腸内と同様に、女性の腟内にも存在する菌のフローラ。中でも善玉菌のラクトバチルス乳酸菌から作られる乳酸は、女性の腟やフェムゾーンを酸性にし、自浄作用を働かせて、病原体の侵入や細菌の繁殖を防いでいる。 ラクトバチルス乳酸菌が腟内に多いと、子宮頸がんなどの婦人科系疾患や、性病のリスクが下がるという報告もある。でも、女性ホルモンから産生されるグリコーゲンをエサにして活発に活動するラクトバチルス乳酸菌は、更年期になって女性ホルモンの分泌量が急激に低下してグリコーゲンが作られなくなると、減少してしまう。そうすると、腟や外陰部のかゆみ、痛み、萎縮性腟炎、過活動膀胱などの症状が出ることも。 なので、ケア対策としてフェムゾーン専用のウオッシュと保湿は、マスト。私は10種類以上を試してきて、現在、産婦人科医吉形玲美先生監修のフェムケアブランド「エストール」の「ラクトバチルス乳酸菌配合」のものを選んだ。主にウオッシュとオイルセラムを使っているが、腟内にダイレクトにアプリケーターで入れられるインナージェルもある。
左)ふわふわ泡で保湿しながら洗浄。エストール デリケートソフトウォッシュ・中)伸びがよく、さらっとしてくれる、エストール デリケートリッチオイルセラム/アドバンスト・メディカル・ケア 右)セラムだけではと思うとき使うのは、ペインクリニック院長 富永喜代先生監修の女性ホルモン有用成分エストラジオール配合のこれを。私は腟内側にも塗っている。エストラクリーム/Dr.ESTRA