新型コロナ「もう第8波に入っていると思う」大阪・吉村知事会見1月11日(全文1)
17日に大規模訓練を実施
そして揺れが収まったら、沿岸部にいらっしゃる方、あるいは地下にいらっしゃる方は津波に備えて高いところへ避難するようにお願いします。これだけで非常に大きな被害を防ぐことができますので、適切な避難行動をお願いいたします。 府において、1月17日に関係機関と連携いたしまして大規模訓練を実施いたします。休日の午前中に南海トラフ巨大地震が起こったということを想定した防災訓練を実施します。震源地は和歌山県沖で、マグニチュードは9.1と。府域の最大震度は6強ということを想定して防災訓練を行います。重点目標としまして、まず発災直後において府庁全体の初動態勢を確立するという訓練をします。そして2つ目は、発災48時間後、2日後において関係機関との連携で迅速な応急対策を実施するという、その態勢の確立についての訓練を行います。 訓練内容ですけども、まず1つ目の早期の初期動作、初動の態勢、その確立のための、発災直後の場面を想定した災害対策本部の運営訓練を実施します。これは私自身も参加して行います。地震・津波情報の報告であったり、被害状況の報告であったり、あるいは、貝塚市長とテレビ会議も行います。そして対処方針を決定すると。本部会議を想定して訓練を行います。 そして訓練内容に、こちらが2日後のほうですけれども、2日後における関係機関との連携を想定したものです。関係機関、20団体が集結をして救助や救出活動、応急、復旧、被災者支援の手順の確認、検証等の訓練、対応訓練を行います。この2つを柱として大規模訓練を、災害対策訓練を実施いたします。災害は、いつ起きるか分かりません。ぜひ大規模災害、大規模震災への控えをお願いいたします。僕からは以上です。
本日の新型コロナ感染者数は
司会:ありがとうございました。それではただ今の発表事項につきまして質問をお受けいたします。質問される方は挙手の上、お名前と社名をよろしくお願いいたします。まずそしたら幹事社さん。毎日新聞さん。 記者:幹事社の毎日新聞です。よろしくお願いします。新型コロナウイルス、本日の感染者数など、可能な範囲で教えていただけたらと思います。 吉村:本日、分かりますかね。1万4000人前後です。 記者:あと災害訓練なんですけど、あらためて今回の初動、府庁の初動対応などを重点目標に掲げられていましたけども、ポイントを知事のほうから、もう一度あらためてお伺いできればと。 吉村:南海トラフ巨大地震が起きたときに、いかに初動の避難態勢を取るのか、これが非常に重要だと思ってます。津波が到着するまでに岬町で約1時間、そして大阪市内が約2時間というふうにいわれています。その時間の中でどういう行動を取るのか、極めて重要だというふうに思っています。今回そういう意味で初期の初動態勢を確立させる。そして市町村との連携、他機関との連携、これが重要です。 ですので、この南海トラフ級の巨大地震が起きたときに、いかに速やかに本部会議を開いて、いかに速やかな対策を取り、方針を決定していくのか、ここについて被害が大きい市町村とも協力をしながら、市町村との意思疎通というのも重要にしながら、災害が起きたときに、きちんとした対応を取れるように訓練を実施したいというふうに思います。もう1つは2日後の関係機関といかに連携するかという訓練になります。 記者:ありがとうございます。 司会:次にご質問は。読売新聞さん。 吉村:震災が発生して1時間後に本部会議を開催したという想定での訓練になります。