大阪府の吉村知事

　大阪府の吉村洋文知事は11日午後、定例会見を行った。 　　　　　◇　　　　　◇ 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見（2023年1月11日）

重症化率は増加傾向にあるのか

記者：大阪日日新聞の木下です。コロナ関連でちょっと確認なんですけれども、重症化率っていうところなんですけど、オミクロンになって重症化する人は減ったっていうことなんですが、ちょっと重症病床の使用率とか、ほかの方の意見なんかも聞きながらなんですけども、重症化率が少し増えてる傾向にあるんじゃないかっていう方がいらっしゃるんですけど、その辺は、ご認識はどうでしょうか 吉村：重症病床の使用率も11％で、これだけ多くの方が感染してる中で急激に、これを見てもらったら、客観的な指標を見てもらうと明らかに急激に上がってるわけではないです。やっぱり軽症・中等症病棟のほうが上がってるという状況ですので、何か株が変化して重症者が急に増えてるという状況ではやはりないと思います。なので、コロナで、やっぱりここはオミクロンの特性の状況で何か大きな変化が起きてるというものではないと思ってます。なので、重症化率は、使用率もこれですし、重症化率そのものは非常に低い数字ですので、そこの傾向は変わってないと思います。 記者：あと、変異株がいろいろ多様に出てきてるということなんですけれども、その変異株の特性、まだこの段階では分からないかもしれないですけど、気を付けなければいけない変異株みたいなのが出てきているのであれば、ちょっと教えていただければと思います。 吉村：それもわれわれ注視してるんですけど、今の段階でこの変異株が特徴的に急激に増えて注意しなければならないというのはないと思います。変異株が非常に、なんて言うんですかね、乱立してるというような状態、これは大阪だけじゃなくて東京都も含めて全国的にそういう状態ですので、この変異株が非常に強い感染力を持って、熱を持って急激に増えてるというのはないけれども、BF.7とか、一定のものについては少しずつ勢力を増してるという状況です。 記者：それでしたら、施策というか、そんな変更はないのかもしれませんけど、この旅行支援とか「大阪来てな!キャンペーン」というのがあると思うんですけど、この辺りの変更とか、そういうことは考えてないということでいいでしょうか。 吉村：はい。これについては、お1人お1人が基本的な対策を取りながらご利用していただけたらと思います。これ、全国的に始まっている施策でもありますけれども、1人1人の基本的な対策、ここが重要になってくるというふうに思います。 記者：ありがとうございます。 司会：次にご質問は。読売テレビさん。