「片手打ち」を効果的な練習にするための“一工夫”とは? 実際に試してみた
片手打ちは定番練習のひとつだが、効果的な練習として取り組むためにはコツがあるのだと武田登行プロは言う。武田プロが教える片手打ち練習のコツを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。
アマチュアが効果的な片手打ち練習ができない理由は”手打ち”
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。よく雑誌などに載っている練習方法のひとつに「片手打ち練習」というのがあります。プロもよくやっているようなので、かなり効果はありそうなのですが、正しいやり方ってのがイマイチわからないんですよね。せっかくやっても間違ったやり方だと意味がないだろうし。週刊ゴルフダイジェスト12/10号に「片手打ち練習のコツ教えます!」という記事がありました。どうやれば効果のある片手打ち練習ができるのか、記事を読んで試してみました。 片手打ち練習を実際にやっている人ってけっこういらっしゃるようですが「上手く打てない」とか「難しすぎる」という理由でやめちゃった人も多いとか。僕もやったことがありますが、けっこう難しいな~と感じていました。なかなか上手く打てないんですよね。しかし片手打ち練習は松山英樹プロも取り入れているように、かなり効果の高い練習なので、しっかりマスターできれば両手で打つショットのクオリティが驚くほど上がると、この記事で解説をしてくれている武田登行プロは言っています。 武田プロによると、片手打ち練習には腕と体の動きを同調させたり、両腕の動きをリンクさせるなど、多くの効果があるとのこと。さらに右手片手打ちの場合はハンドファーストのインパクトを学べるし、左手片手打ちでは、ヘッドがインパクトを境に手を追い越していく感覚が学べるということです。また自分のスウィングのクセやズレを、両手で打つよりも明確に把握することができるそうです。
こんなに効果のある片手打ちですが、アマチュアが上手く打てない理由は”手打ち”になっていることが多いということです。それでは効果がないどころか、逆に手打ちを助長してしまうという危険もあるそうです。