ピンの新作ドライバー「G440」が適合リストに登録! 前作とは違い3モデルともカーボンクラウン採用か
「FACE」の項目には「SPINSISTENCY」という表記
12月2日、ピンの「G440」ドライバー3モデルがR&AとUSGAの適合リスト(コンフォーミングリスト)に登録されました。「G430シリーズ」が発売されたのは2022年11月。2年以上の時間をかけて、ついに「G440」が発売されることになりそうです。メーカーからの正式発表はありませんが、適合リストに登録された情報からわかる新テクノロジーを予想してみました。 【写真】これがついに適合リストに登場したピンの新作ドライバー「G440」です
今回、適合リストに登録されたのは「G440 MAX」「G440 SFT」「G440 LST」の3モデル(レフティー用を含めると計6モデル)。「MAX」「SFT」「LST」というラインアップは「G430シリーズ」までとまったく同じです。 気になったのは「MAX」にも「SFT」にも「LST」にもリストに記載された「SOLE」の項目に「CARBON FLYWRAP」の文字が入っていたことです。「G430シリーズ」では「LST」「MAX 10K」にのみカーボンフライラップテクノロジーを採用していましたが、今作は全モデルにその技術を採用しているのかもしれません。もしくはまったく新しいカーボンフライラップ構造を搭載している可能性もあるでしょう。 また「FACE」の項目には「SPINSISTENCY」という表記がありました。これは「G430シリーズ」のときにもあったテクノロジー。スピンシステンシーとはピンの造語であり、新バルジ&ロール設計に上下によってミスヒットしたときでもスピン量を安定させる効果があります。 まだ「G440」の詳細については分かりませんが、ピンには「前作を超えなければ新製品は発売しない」という哲学があります。そのため発売時期、発売期間が他メーカーのようには一定していません。「G425シリーズ」は2020年9月、「G430シリーズ」は22年11月でしたが、おそらく「G440シリーズ」は25年の年明け以降でしょう。前作から2年以上の時間をかけて開発した新モデル、その進化が楽しみです。
ゴルフのニュース編集部