お風呂が好きな犬、嫌いな犬に見られる傾向 自分から“ざぶーん”と入るほど好きなコも!|獣医師解説
【獣医師解説】お風呂に入るのが好きな犬、嫌いな犬の傾向は?
きなこちゃんは自分から専用の小さなお風呂に入り、お湯に浸かる行動を見せていました。犬のこの行動からは、どのような心理が読み取れるのでしょうか。 いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。 岡本先生: 「今回のきなこちゃんの様子からは、お湯(水)や濡れることが嫌ではなく、お湯に浸かることを『楽しい』『気持ちいい』と感じている様子が伝わってきますね。 きなこちゃんのように“お風呂に入るのが好きな犬”というのは、小さいころからお湯に浸かるのに慣れているコや、お風呂に入る過程に苦手意識のないコに多いのではないかと思います。 反対に、“お風呂に入るのが嫌いな犬”というのは、体が濡れるのが好きではない(慣れていない)コ、拘束が好きではないコ、タオルドライやドライヤーに苦手意識があるコに多いのではないでしょうか」
犬がお湯に浸かることで得られるメリットは?
岡本先生: 「犬がお湯に浸かることで得られるメリットとしては、次のようなものがあると考えられます。 ・体が温まって血行が良くなる ・気分のリフレッシュになる お湯に浸かることで良いこともありますが、注意したいポイントも。体の負担になってしまう可能性があるので、お湯の温度には気をつけてください。季節にもよりますが、目安は38度前後です。 また、お風呂から出たあとは濡れた体をしっかり乾かしてあげるようにしましょう」 (監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生) 写真提供・取材協力/@kina0602さん/Instagram 取材・文・構成/雨宮カイ ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
いぬのきもちWeb編集室