【日高屋】「中華そば」は初の値上げで420円に 長年の価格維持に感謝の声も
リーズナブルな価格で家庭的な中華料理が楽しめる飲食店として人気の外食チェーン「日高屋」は、2024年12月20日から全店舗(浅草駅前店を除く)で値上げを行うと発表。一部据え置きの商品はあるものの、全体の約7割に及ぶ商品が値上げされることになります。 【画像:価格改定される主要メニュー一覧を見る】 看板メニューの「中華そば」をはじめ、「野菜たっぷりタンメン」「焼き餃子」など、多くの商品が価格改定の対象となります。中華そばは2002年の開店以来、390円の価格を維持していた商品ですが、原材料価格やエネルギー価格の上昇などの影響が大きく企業努力だけでは補えない状況になっているとして、商品価格の値上げが決定されました。
●価格改定される主なメニューは?
日高屋の商品価格の改定幅は全体で約3.9%。価格改定される主なメニューとしては、中華そばが390円から420円、チャーハンが510円から530円、餃子(6個)が290円から300円。ドリンクも生ビール(中ジョッキ)が350円から390円、 日本酒が360円から370円、ホッピーセットが450円から460円と多くのメニューが10円~40円の幅で値上げの対象となっています。 なお、バクダン炒めや三品盛合わせ、レモンサワーなどの一部メニューは価格が据え置きとなっているため、これまで通りの価格で楽しめるメニューも用意されています。
●長年の価格維持に感謝の声
物価が上昇する中で長年低価格を維持してきた日高屋だけに、利用者からは「長い期間、価格を維持してくれたことに感謝」「値上げ後でも十分リーズナブル」といった感謝や理解の声も多く見受けられます。 値上げ後も、日高屋は外食チェーンの中でも高いコストパフォーマンスを保っているため、仕事帰りの人や軽食を求める利用者にとって身近な存在であり続けるのではないでしょうか。今後も「安くておいしい中華」をテーマにしたサービスに期待したいですね。
山崎らくだ