大阪、兵庫、京都の3府県「緊急事態宣言」で百貨店やスーパーなど身近な店舗も営業時短
政府は13日夜、緊急事態宣言の対象地域に7府県を追加した。そのうち関西では大阪府、兵庫県、京都府の3府県が含まれており、基本的対処方針に沿ってこの3府県全域で居酒屋などを含む飲食店やバー、カラオケボックスなどの遊興施設に対して14日から2月7日まで営業時間を午後8時まで、酒類提供を午後7時までと要請する。また、各府県の百貨店やスーパーなど生活に身近な店舗では、宣言発令に合わせて14日からの営業時間短縮を決めるなどの対応に追われた。 【中継録画】菅首相が会見 「緊急事態宣言」大阪など7府県を追加
百貨店も営業時間を短縮
関西のデパートでは、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店が4階から11階の営業時間を午後7時半までと、約30分早めた。また、レストラン街などそれ以外の階でも営業時間は午後8時までとすると発表した。 高島屋は大阪店と京都店のショップ営業時間を1時間早めた午後7時までとし、レストラン街は大阪店と京都店、堺店、泉北店の営業時間を1時間早めた午後8時までとすると発表した。
JR大阪駅周辺の百貨店や大型商業施設も時短
阪急うめだ本店は、営業時間を全館午後8時までに。レストランフロアも当面の間、営業時間を午後8時まで(ラストオーダーは営業終了1時間前)と発表した。阪神梅田本店は、1月は連日午後8時までの営業としている。ルクア大阪も、14日から当面の間、飲食店を含め全館午後8時閉店にすると発表した。 このほか、JR大阪駅周辺の商業施設では、HEP FIVEも観覧車や飲食店などを含む全館で営業時間を午後8時までに。阪急三番街も同様に全館午後8時までの営業にすると発表した。
スーパーでも営業時間を通常より短縮する店舗も
スーパーではイズミヤ、デイリーカナート イズミヤが、14日から近畿2府4県の店舗で、営業終了時間を早めると発表。詳細は同社公式サイトに営業時間変更の一覧表が掲載されている。 平和堂も京都、大阪、兵庫の一部店舗では営業時間終了を早めるなどの対応をとる。こちらも公式サイトに時間変更について掲載されている。 ライフは営業時間に変更はないが、16日から店内の混雑緩和などを図るため、近畿圏店舗のチラシ折込の自粛を行うと発表している。 万代では一部店舗で営業時間をすでに変更するなどしているが、今後も継続して行うという。