【試乗記を含む新車情報】ルノーの象徴が復活 嬉しい気持ちと複雑な気持ち 戻ってきたサンクもついにEV化 新型ルノー5の全情報!
テストドライブ:R5は驚くほど俊敏
我々は、150馬力の「R5」をラウジッツリンクサーキットで試した。「R5 E-TECH」はレースカーとして設計された車ではないが、サーキットでは高速走行にも対応できることが示された。新しいアーキテクチャーは、「クリオ」と「キャプチャー」から採用した前輪サスペンションと、「メガーヌE-TECH」から直接採用したステアリング、そして調整済みのスプリングとダンパーを組み合わせている。
アイコンが復活 – 電気自動車として
もし加速性能がもう少しアグレッシブであれば、コーナーで思わず息を呑むような走りを見せるだろう。しかし、実際には、新たに発売されたカルト的人気を誇るフランス車は、前輪駆動で最大トルク245ニュートンメーターを発生する。コーナリングはかなり慎重に行うが、1.5トンという軽量な車重による驚くべき俊敏性と、適度な安定性を備えている。
ブレーキは簡単に操作でき、車両を適切な位置で確実に停止させることができる。一方、ESPは、カーブをオーバースピードで侵入してもコースアウトしないよう、気づかないうちにしっかりと制御する。
結論
魅力的なレトロなデザインに電気駆動の最新テクノロジーを組み合わせることで、ルノーは伝説の「R5」に新たな息吹を吹き込んだ。そして、価格は2万5,000ユーロ前後(約410万円)からだ。この新型小型車が、そのクラシックな先駆者の成功物語を継続できるか、興味津々だ。
Sebastian Friemel and Holger Preiss