変わる新潟の玄関口!新潟駅前に地上10階建ての“新オフィスビル”完成!ビルの建て替え進み“企業誘致”も好調
ビルの建て替え進む新潟市 ニーズ合致で企業誘致は好調!
新潟駅から古町を結ぶ新たな都心軸・にいがた2kmエリアではビルの建て替えが進んでいる。 2022年4月以降、新潟市中央区の東大通沿いにはINPEX新潟ビルディングのほかにも、日生不動産新潟駅前ビル、日生不動産東大通りビルが竣工。 また、新潟駅南口付近にアイコニックタワー新潟ステーション、古町の新潟三越跡地にもビルの建設計画が立ち上がっている。 新潟市は、このにいがた2kmエリアでのIT企業などの誘致に力を入れていて、新たに事業所を開設する企業に対し、賃料や新規雇用を補助する「デジタル・イノベーション企業立地促進補助金」の制度を設けている。 制度の整備などにより、新潟市がIT企業の誘致に成功した件数は2019年度が6件だったのに対し、20・21年度は8件、22年度が16件、そして23年度は22件と、年々増加傾向にある。 市によると、新潟駅前のビルの建て替えが進んでいる状況と、地方進出を希望する企業のニーズが合致し、好調に推移しているという。
街のにぎわい創出へ“飲食店”にも期待!
期待されるのは、ビジネス面だけではない。 ビルの1階部分には最大7店舗の飲食店が入居できる区画が用意されていて、現在誘致を進めているが、一部のテナントの入居も決まっている。 新たな飲食店の出店の可能性に、街行く人からは「飲み会とかランチの選択肢が増えていい」「新潟初出店のお店ができればいいなと思う」などの期待の声が聞かれた。 INPEXの上田隆之社長は「駅前にふさわしいテナントに入っていただいて、駅前の発展に少しでも貢献できれば」と期待感を示した。 リニューアルが進む新潟駅とともに変わっていく周辺地域の、にぎわいの創出に期待がかかる。 (NST新潟総合テレビ)