「 私だけ焦げた餅? 」お節格差に憂う40代妻の苦悩。優しかった義父なきあとの地獄。さらなる敵は20歳になる甥っ子たちだった…
2025年が明けて2日。年末年始を実家や義実家でお過ごしの方も多いことであろう。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 この記事の他の画像を見る 「コロナ禍の影響もなくなり、今年は多くの人が帰省をしていることが電車や飛行機の乗車率からもわかりますね。最大9連休の人もいるというのですから羨ましい限りです」。 日本海側では天気が大荒れ。大雪が降っている地域もあるようだ。 「こればかりは選べませんからね。大きな被害が出ないことを祈ります。年明けの今日もさまざまな環境で苦しい思いをしている人がいると思うと心がギュッとなります。どうか皆さんにとっていい年になるといいのですが…」。 しかし、そうはいかない人もいる。今回は義実家での酷い仕打ちに心折れてしまったと話すある女性だ。 ------------------------------------
清水理沙さん(仮名・34歳)は子供2人と夫と関東近郊に暮らす。年末年始は結婚以来、夫の実家に帰省してきたが今年はそれをやめた。 「5年間耐え続けましたが、もう限界。心が折れてしまったんです。今は離婚すら考える状況。もうあの家には2度と足を踏み入れたくないし、義母については葬式にも出たくない。それほどの恨みを抱えています」。 結婚当初はまだよかったと理沙さんは振り返る。 「あの頃は義父がいたんです。彼は私を本当の娘のように可愛がってくれました。私は早くに両親を亡くしているのでそれが本当に嬉しかった。家族みんなで囲むおせちってこんなに幸せなモノなんだと思った日が懐かしい。その2年後、義父が亡くなりました。それが悪夢の始まりだったんです…」。 実家に残ったのは、義母と義姉夫婦と20歳、18歳の子供が2人。 「義父が亡くなった次の年、帰省をしたら待っていたのはまさに地獄でした…」。 そこに広がっていたのは絵に描いたような「嫁いびり」のリアルだった。 「到着後、荷物を置くとすぐ台所に呼ばれました。驚きましたね。例年だったら部屋で少しゆっくりした~なんて声かけてもらっていたので。急いで行くとまずは掃除を言いつけられました」。 ーお父さん亡くなって元気がなくて…大掃除ままならなかったから理沙さんお願いできる? 「託されたのは換気扇。数年掃除をしていないであろうギトギトの油がこびりついていて、年末帰省早々、そんなことさせられるの?って正直不服でした。でもそのときは義母を不憫に思い、掃除を請け負うことに。これを皮切りに次から次へと掃除を頼まれて…」。 ー次はお風呂と玄関の拭き掃除。 ーそのあとはトイレもお願い。 「完全に業者レベルの量。なんで急に?って思ったんですけど、それを焚き付けていたのはおそらく義姉夫婦。さすがに嫌気がさして夫にヘルプを求めたら…」。 ーごめん、姉さんにはさからえないんだよ。
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