18日(金)にかけても全国的に気温高い 週末以降は気温変化大きい 服装や体調管理に注意を
きょう(木)は全国的に気温が高く、東海から西は30℃前後まで上がる所がある見込み。ただ、週末は北日本を中心にいったん寒くなるなど、来週にかけて気温の変化が大きくなりそうだ。服装や部屋の温度管理に注意が必要となる。
いまだに暑い
日本付近は暖かい空気に覆われ、きょう(木)も各地で気温が平年より2℃~6℃高くなる見込み。ひと月ほど前の気温で、東海から西は暑いくらいの所が多くなりそうだ。東京都心で25℃を超えると今年151日目の夏日となり、過去最も最も多い値をさらに更新することになる。
西日本は雲の広がっている所があり、四国や九州は今夜にかけて雨雲が広がる見込み。気温が高いので、蒸し暑く感じる地域が多くなりそうだ。一方、北日本は午後も快適な陽気が続き、今夜は北の地域ほど地球に近い満月(スーパームーン)がよく見えそうだ。
全国的に気温高い
あす(金)は湿った空気の影響で、太平洋側を中心に雲が広がりやすい見込み。雨雲が西から東へ移動するため、九州や四国は朝まで、近畿や東海は昼前後にかけて、関東は夕方まで所々で雨が降りそうだ。遅い時間には、北日本でも雨の降り出す所がある見通し。気温は全国的に、平年より高い状態が続く見込み。
服装選びに悩む週末
19日(土)は前線の通過で、日本海側を中心に雨や風が強まる見込み。南風で各地とも気温が高くなるが、雨と共に気温の下がる地域が多くなりそうだ。北日本ほど気温の下がり方が大きく、札幌は明け方は18℃前後だが、夜は6℃前後まで下がり、北よりの風が冷たい見込み。北海道は北部を中心に、20日(日)朝にかけて初雪を観測する地点がありそうだ。
東京都心は土曜日は29℃前後と暑くなるものの、日曜日は爽やかを通り越して、日陰では北風が冷たく感じると思われる。気温の変化に敏感な方は、服装や部屋の温度管理、体調管理に注意しておきたい。ただ、来週は再び暖かい空気に覆われ、西日本を中心に25℃を上回る所がありそうだ。 (気象予報士・高橋和也)