【新作時計品評会】エルメス、ルイ・ヴィトン... メゾンの創造力に魅せられる4選
時計の実力は、触れて、眺めて、試着しないとわからない。そこで4人の時計愛好家を招いて、注目の新作モデルを中心に品評会を開催! 相応の知識と経験を積んできただけに、まなざしは真剣そのもの。実際に購入する気でチェックし、大いに語り合った。 【写真】エルメス、ルイ・ヴィトン... 時計愛好家がえらぶ、注目の新作時計をもっと見る
HERMÈS|エルメス カット
これまで数多くの美しいフォルムの時計を生み出したエルメスの新作は、ラウンドケースの左右を少しカットして、美しいニュアンスを加えた。カット面にのみポリッシュ仕上げを施しアクセント的に。ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエが製作する専用ムーブメントCal.H1912を搭載。
LOUIS VUITTON|タンブール オトマティック スティール ブルー
アイコンモデルがリニューアル。ケースを薄型化し、ブレスレットへとつながるようにデザイン。搭載ムーブメントは、傘下のラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンが製作した薄型のCal.LFT023。レトロなセクターダイヤルの鮮やかブルーなど、すべてが美しい。
DIOR|シフル ルージュ ブラック ウルトラマット
モード×ラグジュアリーウォッチの先駆者「シフル ルージュ」が20周年を迎えてアップデート。ダイヤルに施したメゾンのアイコン「カナージュ」は、職人によるエングレービング。マットブラックの中に赤を差し色として効かせており、ケースは左右非対称デザイン。これ一本で印象的な手元になる。
CHANEL|ボーイフレンド
シャネルの香水「シャネル N°5」のボトルストッパーから着想を得た八角形ケースが特徴のユニセックスウォッチ。キルティングパターンのカーフスキンのストラップはメゾンのアイコニックなハンドバッグへのオマージュ。素材は独自開発したベージュゴールド。すべてが独創的だ。