“学校に行きたくない”は悪いこと?多様化する学びの選択肢【ひるおび 出前授業】
学校とは違い、ゆとりをもって個人のペースで学習できるフリースクールに通うことで、それぞれが将来の目標を見つけ、日々学習に取り組んでいました。 また、オンラインフリースクールのainiスクールも取材しました。 メタバース空間(仮想空間)を活用して、ゲーム感覚で授業を行うメタバース学校で、それぞれ生徒がアバターを用い、非対面型で授業に参加していました。 授業回数を重ねるにつれて”リアル”で会いたいという生徒の声もあり、対面による修学旅行を実施できたそうです。 この他にも空き教室を利用した学校内フリースクールなどもあり、 学校に行けなくても学校に代わる社会、つまり、子どもにとって安心できる居場所が大切であり、様々なやり方があると学びました。 ■子どもだけでなく親も助け合う 白井さんによると、 子どもが不登校になると親にも負の影響が出てくるといいます。 ▼メンタル不安定 ▼世間体が気になる ▼収入源 ▼家庭崩壊 恵俊彰: 保護者もつながりを持っておくことは大事なんでしょうか? 白井智子: とにかく(子どもの)自己肯定感をいかに下げないか、周りの大人がいかに寄り添ってあげるか、そしてまた親にも周りの大人がちゃんと寄り添ってあげることがすごく重要ですね。 居場所を持っておくということが非常に大事かなと。… 学校に行けていないからこそ外とのつながりを持っておく(友達と会う、塾に通うなど)ことが大事で、それでかえって自分に合う教育の場に出会えたなんてこともありますので、お互いに支えあっていけたらと思います。 (ひるおび 2024年11月8日放送より)
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